ハードディスクのデータ復旧ってなに?【データ復旧はじめてのご相談ガイド】

パソコンやハードディスクが突然動かなくなった。大切なデータが保存されているが、どうすればいいの?
解決方法をインターネットで調べていると「データ復旧」というサービスがあることに知ります。

「データ復旧」って聞いたことのないサービスだけど、どうすればいいの?
データ復旧ってなに?どんなサービスなの?どの会社に頼めばいいの?

この記事は、データ復旧サービスのはじめてのご相談ガイドとなります。
サービスを利用したことのない方、これから利用しようとしている方は、是非参考にしてみてください。

1.ハードディスクのデータ復旧とは?

データ復旧とは、壊れた、誤ってデータを削除してしまったハードディスクから、保存されているデータを取り出して、別のハードディスクに保存してお渡しするサービスです。

次のような症状でハードディスクに保存されているデータにアクセスできない場合、データ復旧が必要です。【ハードディスクが認識しない】【カチカチ音、ピーブー音などの異音が発生している】【電源を入れても動いている様子がない。モータが回転していない】【パソコンが立ちあがらない。動作が重たい等の異常が発生している】【「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」等のエラーが表示される】【水没した。燃えた。折れた】【誤ってデータを消去してしまった。フォーマットしてしまった】 

データ復旧には、専用機材や特殊な技術が必要な場合が多いため、データ復旧専門会社があります。

ハードディスクやパソコンのメーカーは、保証期間内の無償での修理は行いますが、データ復旧をサポートしてくれることは基本的にはありません。

ここ数年でBUFFALOなど一部メーカーがデータ復旧サービスを開始しましたが、無償保証ではなく専門会社と同様のデータ復旧サービスを提供しているようです。

2.データ復旧と修理は何がちがうの?

Q. 「ハードディスクを修理すればデータは元に戻るのではないか?」
A.「いいえ、データは戻りません。」

データが保存されているハードディスク本体は、使い切りを目的とした製品なので、そもそも修理を行うことができません。

外付ハードディスクやポータブルハードディスクの修理を行う会社は存在していないと思います。

パソコン等の機器はメーカー等での修理対応があり、混同してしまうと少しややこしいのですが、パソコン修理は壊れたパソコンを再び動くようにすることを目的としています。その為、パソコンに保存されていたデータに関してはまったく保障されず、データが保存されているハードディスクをまるごと交換することもあります。

古いハードディスクから新しいハードディスクへデータ移行してくれるケースもありますが、修理を申込時に約束してくれることではありません。

修理の場合、基本的にデータは消えるものだと考えるべきです。

したがって、大切なデータを取り戻す為には、修理ではなくデータ復旧を行う以外に方法はありません。

3.データ復旧専門会社ってどんなところ?

データ復旧サービスは、認可や届け出が必要な業種ではない為、専門会社といっても大小様々な規模、サービス、料金の会社があります。

簡単に分類すると次の4パターンになるかと思います。

3-1大手さん

クリーンルームなどの専用設備とエンジニア、豊富な経験を持ち、水没や被災したハードディスクなどあらゆる症状からの復旧に対応します。難易度の高い症状でも自社内で全て復旧を行います。日本でも数えるほどしかありません。反面、費用は高くなりがちです。
費用がいくらかかっても復旧したいという場合には最適です。

3-2中堅さん

ハードディスクの物理的な復旧を含む、ほとんどの症状に対応します。
大手さんに比べると比較的安価ですが、技術力は同じ中堅さんでもバラつきがあります。重度障害のハードディスクまで全て自社内で完結する会社もあれば、重度障害は全て外注任せという会社もあるようです。
お問合せ時に、色々聞いてみるといいかもしれません。

3-3個人さん

専用の設備、機器が無く、データ復旧の市販のソフトを使って復旧をおこなっているようです。専用機器などの設備費がかからない為、激安で提供している場合もあります。ただし、Windows上で作業をする為、症状が悪化する恐れがあります。物理的な障害がないと確信できる場合は依頼してみるのもいいかもしれません。

3-4代理店さん

自社では復旧作業を行わず取次のみを行う業者様。一旦預かったハードディスクを復旧会社へ送り、診断結果や復旧指示、支払いの仲立ちをします。復旧成功率は契約先の復旧会社に依存
します。仲介するのでどうしてもタイムラグが発生します。お近くで長年お付き合いの業者様の場合は良いと思います。

復旧したいデータの重要度、お急ぎ具合、ご自身の状況に合わせて、成功率を優先するか?費用を優先するか?のバランスをとり依頼する会社を選ぶ必要があります。

4.データ復旧はじめての相談で注意すること

データ復旧会社は千差万別ですが、ホームページを見てどういった会社か判断することは難しいと思います。

殆どの会社は電話で相談受付をおこなっているので電話で相談をおススメします。

相談する時は以下の点に注意してみてください。

4-1.数社(2~3社)に電話してみよう

データ復旧会社は千差万別です。非常に残念ながら、軽度な障害で高額な費用を要求する悪徳業者がいることも事実です。
数社に電話相談して、安心して依頼をできる会社を見つけることをおススメいたします。

4-2.症状を詳しく伝えよう

まずは、症状を詳しく伝えてみましょう。
ろくに話も聞かずに「復旧できます」や「とにかく郵送してください」を連呼する会社には要注意です。

4-3.費用がいくらか聞いてみよう

データ復旧ではハードディスクの障害具合により費用が大幅変わってしまいます。
軽度の場合、重度の場合の金額を別々に聞いてみましょう。

【こんなパターンは要注意】
・「費用は5万円~50万円くらいになります。」「3万円~です。」
あまりにも金額に差がある場合、最低価格しか伝えてくれない会社は、正式なお見積りが高額になることが多いです。

・「一律39,800円です。」
データ復旧に5万円以下の低額での一律価格はあり得ません。
一律価格の業者さんは重度障害の対応を基本的に行えません。
重度障害の際には提携先に出すので、費用が変わりますのようなちゃぶ台返しな業者さんも中にはあるようです。

4-4.診断時に開封作業は行うか?

ハードディスクの開封作業にはリスクが伴います。
ハードディスクを開封ししまうと取り返しの使いないことになりかねません。
お客様へ説明や、ご了承をなしに開封作業を行う業者は要注意です。

4-5.重度障害も自社内で行うか?

全て自社内で作業を行うといいながら、実は外部業者に委託している会社様も中にはいらっしゃいます。
あいまいな答え方をする業者さんにはセキュリティー面も含めて注意が必要です。

4-6.成功報酬制か?

データ復旧業界では基本的に成功報酬が当たり前です。
場合によっては、一部の交換パーツ代などを少額、負担しないといけない場合もありますが
悪徳業者は必要なデータが復旧できていないにも関わらず十数万円の費用を請求することがあります。最初の相談時に必ず確認しましょう。

5.まとめ

大切なデータが保存されたハードディスクは安心してお任せできるデータ復旧会社に依頼をしましょう。
注意点も色々書かせていただきましたが、ほとんどのデータ復旧会社はお客様のデータをお救いする為、親身になって対応してくださるはずです。
一部の評判の良くない会社に依頼してしまわないようにご依頼前に当記事を参考にしていたただければ幸いです。

最後に
私たちデータ復旧クイックマンは、お客様に安心安全で高品質なデータ復旧サービスを提供するという思いで大手データ復旧会社より独立したベンチャー企業です。
スタッフ全員が高い技術力と対応力をもったプロフェッショナル集団です。

突然の機器トラブルの際にはクイックマンまで是非ご相談ください!

データ復旧クイックマン 心斎橋本店
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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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