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RAID復旧の成功率は?各RAIDレベル別の復旧可能性と注意点
RAID(レイド)は、複数のハードディスクを使ってデータを管理する仕組みです。
RAIDを構成するディスクが故障した場合、そのデータを取り戻すことは決して簡単ではありません。
RAIDの種類によって復旧の難易度や成功率は大きく変わります。
この記事では、よく使われるRAIDレベルのRAID0、RAID1、RAID5、RAID6について
復旧の可能性や注意点、万が一の故障に備えてできることを解説いたします。
目次
RAID0:高速なアクセスを重視 しかしデータ消失のリスクが高い
RAID0は、複数のディスクにデータを分けて保存し、データの読み書きのスピードを速くする仕組みです。
しかし、RAID0には冗長性(データ保護)がないため、1台でもディスクが故障すると
全てのデータが失われるリスクがあります。
RAID0の復旧可能性
RAID0でディスクが壊れてしまった場合、データを取り戻すのは非常に難しくなります。
通常、RAID0は1台でもディスクが故障してしまうとデータが失われるため復旧が困難です。
ただし、データ復旧の専門技術を駆使すれば、一定の条件下ではデータが復旧できる可能性もあります。
■ディスク1台が故障した場合
データ復旧の難易度は高いですが特殊なツールと技術を使用すれば、
部分的なデータ復旧が可能な場合もあります。早期に専門家に相談することをおすすめします。
■ディスク2台が故障した場合
2台が故障した場合は復旧の可能性が非常に低いです。
ただし、完全にあきらめる前に専門の復旧サービス業者に相談してみる価値はあります。
RAID0の注意点:バックアップが必須
RAID0は冗長性がないため、データが失われるリスクが非常に高いです。
故障に備えてこまめにバックアップを取ることが最も重要です。
万が一バックアップが無い状態で故障しても専門的な復旧サービスを利用することで、
データの取戻しができる可能性があるため、早急に相談することをおすすめします。
RAID1:ミラーリングでデータを守る
RAID1は2台のディスクに同じデータをコピーして保存する仕組みです。
1台が故障しても、もう1台からデータを取り戻せるので、冗長性が高くデータ保護に優れています。
ただし、2台同時に故障した場合は復旧が難しくなります。
このような場合でも、専用の復旧機器や高度な技術をる回データ復旧を試みることが可能です。
RAID1の復旧の可能性
RAID1はディスク1台の故障であればもう片方の問題ないディスクからデータを取り出すことができます。
2台同時に故障した場合は復旧が難しくなります。
ただし、2台同時に故障した場合でも専用の復旧機器や高度な技術を使いデータ復旧を試みることが可能です。
1台が故障した場合
RAID1では1台のディスク故障であればほとんどの場合、
残りの故障していないディスクからデータをそのまま復旧できます。
2台同時に故障した場合
2台同時に故障した場合は通常復旧は難しくなりますが、
専門の復旧作業を依頼することで復旧できる可能性があります。
RAID1の注意点:定期的な監視が重要
RAID1では1台が故障した場合でも他のディスクからデータを復旧できますが、
定期的にディスクの状態をチェックし、1台目が故障したことを早期に発見することが大切です。
RAID5:高速と冗長性のバランスが取れた構成
RAID5はデータとパリティ(冗長データ)を複数のディスクに分けて保存する仕組みです。
1台のディスクが故障しても、残りのディスクとパリティ情報を使ってデータを復旧することができます。
RAID5の復旧の可能性
RAID5では1台のディスクが故障しても残りのディスクとパリティ情報を使ってデータを復旧できます。
しかし、2台以上のディスクが壊れてしまうと復旧が非常に難しくなります。
2台以上の故障の場合でも、データ復旧専門の業者に依頼すればデータが復旧できる可能性があります。
1台が故障した場合
RAID5はパリティ情報を使って壊れたディスクのデータを復元できるため、復旧は比較的簡単です。
2台以上が故障した場合
2台以上のディスクが故障した場合h復旧が難しくなりますが、
高度なデータ復旧の技術を駆使すれば復旧できる可能性があります。
RAID5の注意点:ディスク故障の際は早期対応が必要
RAID5ではディスク1台が故障後に早急にディスクを交換し、再構築作業を行うことが重要です。
ディスク1台が故障した状態でもデータを見ることはできますが、
他のディスクも故障してしまうとデータ消失のリスクが高まります。
RAID6:2台までのディスク故障に耐える冗長性
RAID6はRAID5の改良版で、2台のディスクまで同時に故障してもデータを失わない冗長性があります。
RAID6の復旧の可能性
RAID6では2台のディスクが故障しても復旧することができますが、
3台以上が壊れてしまった場合、復旧は非常に難しくなります。
それでも専門の復旧業者に依頼することで復旧できる可能性があります。
2台が故障した場合
2台までの故障に耐えられるため復旧の可能性は高いですが、
再構築中に他のディスクがさらに故障するリスクが高いため注意が必要です。
3台が故障した場合
3台以上のディスクが故障した場合はディスク交換や再構築でデータを取り戻すことはできません。
専門のデータ復旧業者であればデータを取り戻せる可能性があるため、重要なデータの場合は復旧を相談しましょう。
RAID6の注意点:再構築のリスク
RAID6ではディスク交換をすることでデータが再構築されますが、
その最中に他のディスクが故障してしまうと復旧が非常に困難になります。
再構築作業前に他のディスクに問題がないかチェックするなど注意が必要です。
まとめ:各RAIDレベルの復旧成功率と注意点
RAID0
冗長性が無く、1台でもディスクが故障するとデータ復旧は難しいが、復旧できる可能性はある。
RAID1
1台のディスク故障は問題なし。2台同時の故障でも復旧できる可能性はある。
RAID5
1台のディスク故障は問題なし。2台以上の故障は難しくなるが、
専門業者への早期依頼で復旧できる可能性あり。
RAID6
2台のディスク故障まで問題なし。
3台以上のディスク故障でも専門のデータ復旧技術でデータが復旧できる可能性がある。
万が一NASやサーバーでRAID構成しているデータにアクセスできなくなった場合、
データ復旧の専門技術を持ったサービスに早期相談することが大切です。
時間が空いてしまったり、故障後にいろいろ試してみたりしたがために
復旧が困難になるケースがあり、そうなると復旧費用も高額になってしまう場合があります。
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