データ復旧事例
スティック型PCのデータ復旧について
スティック型PCの登場
昨今では、スティック型パソコンというUSBメモリー大程度の大きさのパソコンで幾つかのメーカーから発売されています。
小さな筐体で低消費電力化の図られた低価格帯のPCに開発されたCPUチップが搭載されており、ハイエンドな用途では無くテキストファイル等で多くの文章を書く等の用途に向いているスペックと言えるでしょう。
その内部に廉価なCPU、メモリ、eMMCなどが内蔵されております。 機能的にはパソコンと同じですのでリビングの大画面テレビなどで利用するのに適しています。
家族の写真やビデオカメラの映像などを見るのにも便利ですが、万が一それらのデータを持ったままスティックPCが壊れてしまうと、大事なデータを失い兼ねないという恐れもあります。
eMMCなどフラッシュメモリのデータ復旧
スティックPCのデータは一般的なパソコンのようにハードディスクやSSDに保存されるわけではなく、eMMCに保存されます。
データ復旧の専門業者でもeMMCに使用されているマイクロチップ等を分離し、データを復旧させることは可能です。
ただスティック型パソコンである為故障の予兆というのはハードディスク等よりも気付きづらいという特徴はあるかも知れません。
eMMCはフラッシュの一種です。HDDとはデータ復旧の方法も異なります。
万一の際のデータ復旧は専門業者へご依頼になるのが良いでしょう。
eMMC、USBメモリ、SDカード、SSDなどフラッシュメモリも色々ありますが、コンパクトで持ち運びに便利な分、破損する確率が高いということも意識しておく必要があります。