データ復旧事例

たつの市データ復旧事例｜TeraStationのランプが赤点滅！アクセスできないTeraStationからデータ復旧に成功

投稿日：2025.04.09 更新日：2025.04.09

メーカー：バッファロー(Buffalo)製
型番：TS-WVH4.0TL/R1　容量：2TB×2
症状：アクセスできない
障害：物理障害
期間：10日間

たつの市TeraStation復旧事例　お問合せの経緯　

たつの市にお住まいの建築業のお客様より、「BuffaloのTeraStationが赤点滅してアクセスできない」とのご相談をいただきました。
お話を伺うと、TeraStation TS-WVH4.0TL/R1（2TB×2）を長年使っており、これまで一度もメンテナンスや点検を行っていなかったとのこと。仕事の重要なデータが保存されており非常にお困りの様子でした。機器は郵送で弊社にお送りいただき、診断・復旧作業を進めることになりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

たつの市TeraStation復旧事例　診断結果のご案内

到着後すぐに専用の診断機器で調査を行ったところ、2台のHDDのうち1台は重度物理障害を起こしており、認識すらできない状態でした。
もう1台は不良セクタが多発しており、読み取りエラーが頻発する状況でした。RAID構成も崩壊している状態で、通常の方法ではデータにアクセスすることができません。

たつの市TeraStation復旧事例　復旧作業

まず、不良セクタが発生しているHDDに対して、データ復旧専用機を使用してクローンディスクの作成を行いました。
一般的な市販のクローンソフトでは途中で停止してしまうような場合でも、この専用機器ならセクタ単位で細かく処理を行うことが可能で、データ復旧の精度に大きな差が出ます。また、磁気ヘッドを専用機器から直接制御する事が出来、普通なら読み取れないデータを読み取る事が可能です。
クローン作成後は専用解析ツールを用いてデータ領域の解析を行い、お客様の大切な業務データを無事に確保することができました。

たつの市TeraStation復旧事例　作業結果

後日、お客様にはご来店いただき、復旧データをご確認いただきました。必要とされていた設計図面や見積書、顧客情報ファイルなど、重要なデータが無事に戻ってきたことを大変喜ばれていました。
「正直、諦めかけていたけど、本当に助かった。10年分の仕事の記録が戻ってきて感謝しかありません」とのお言葉を頂戴し、私たちも胸をなでおろしました。

たつの市TeraStation復旧事例　技術員より

TeraStationなどのNAS機器は、長期間の連続稼働によって内部HDDに大きな負荷がかかります。RAID構成を組んでいる場合、冗長性がある為そのまま利用は可能ですが、障害が発生したHDDは手順に沿ってすぐに好感する必要があります。

今回は1台のHDDに重度物理障害が発生したがもう1台のHDDのみで動作していたと推測しました。ただ、HDDも消耗品の為経年劣化でデータを読み取れなくなり起動できなくなったと思われます。
赤点滅や異音、アクセスエラーが出た場合は、無理に再起動せず、早めに専門業者へご相談ください。誤った操作がデータの上書きや完全破損につながることもあります。

たつの市TeraStation復旧事例　まとめ

今回のように、たつの市でTeraStation（TS-WVH4.0TL/R1）が赤点滅してアクセス不能になった場合でも、物理障害に対応したデータ復旧が可能です。
建築業のお客様の10年分の大切なデータを救えたことは、私たちにとっても大きな成果でした。
同様のトラブルでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。初期診断・見積は無料で承っております。