データ復旧事例

【兵庫区】LANDISKからカチカチ音？重度物理障害から重要業務データを4日で復旧した事例

投稿日：2025.03.25 更新日：2025.03.25

メーカー：I-O DATA(アイオー・データ)製
型番：LANDISK HDL2-AAX2　容量：1TB×2
症状：認識できない
障害：複合障害（重度物理障害+RAID対応）
期間：4日

兵庫区LANDISK重度障害データ復旧事例　お問合せ内容　

神戸市兵庫区の製造業のお客様より、「I-O DATA製 LANDISK（HDL2-AAX2）」に関する緊急のご相談をいただきました。機器を誤って落としてしまった後、電源は入るもののネットワーク上に表示されず、「カチカチ」という異音が発生しているとのことでした。NAS内には、図面や経理関係の業務データ、さらには日常業務に不可欠な顧客情報などが保存されており、すぐに対応可能なデータ復旧業者を探していたそうです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

兵庫区LANDISK重度障害データ復旧事例　診断結果のご案内

お預かりしたLANDISK（HDL2-AAX2）は、1TBのHDDを2台搭載したRAID1構成のNASでした。診断の結果、HDD2台ともに重度の物理障害が発生しており、ヘッドの損傷が確認されました。NASから発せられる「カチカチ」という音は、読み取りヘッドが正常に動作できず、繰り返し動作を試みている典型的な重度物理障害の症状です。データの復旧には高度な作業が必要であることをお客様にご説明し、迅速な対応をお約束しました。

兵庫区LANDISK重度障害データ復旧事例　復旧作業

データ復旧作業はクリーンブース内で慎重に実施しました。まず、障害HDDを分解し、損傷した読み取りヘッドを良好な部品と交換する「ヘッド移植」を実施。その後、高度なデータ復旧専用機器を用いて、高精度なクローンディスクの作成に成功しました。次に、RAID1構成の特性を活かし、クローンディスクからRAIDを仮想的に再構築し、ディスク内のデータ解析とデータ確保を行いました。

兵庫区LANDISK重度障害データ復旧事例　作業結果

復旧作業はわずか4日で完了し、業務上もっとも重要とされていた図面データや経理資料、顧客リストなど、ほぼ全てのデータを無事に確保することができました。お客様からは「業務の再開に支障が出るところだったが、こんなに早く復旧できるとは思わなかった」とのお言葉をいただき、大変ご満足いただけました。復旧データはすぐに納品し、通常業務に速やかに戻っていただけました。

兵庫区LANDISK重度障害データ復旧事例　技術員より

NAS機器は信頼性の高いストレージではありますが、物理的な衝撃や経年劣化による障害は避けられません。特に異音が発生している場合は、電源を繰り返し入れることで症状が悪化する可能性があるため、通電を控え、速やかに専門業者へご相談ください。また、RAID1構成であっても2台同時に障害が発生するリスクはゼロではないため、外部バックアップの併用が非常に重要です。

兵庫区LANDISK重度障害データ復旧事例　まとめ

今回のように、兵庫区で発生したLANDISKの「カチカチ音」トラブルにおいても、専門設備と技術を駆使することで、重要な業務データを迅速に復旧することが可能です。私たちは、特にお急ぎの案件にも対応できる体制を整えており、製造業をはじめとするさまざまな業種のお客様の業務継続を全力でサポートしています。NASやRAIDのトラブルでお困りの際は、ぜひご相談ください。