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【赤羽】ハードディスクから変な音が発生！重度物理障害に他社の半額程度でデータ復旧に成功した事例

2025.03.21

メーカー：バッファロー（Buffalo）製
型番：DriveStation HD-GD2.0U3D　容量：2TB
症状：変な音がして認識しない
障害：重度物理障害
期間：10日間

はんこ屋さん21赤羽受付店データ復旧事例　お問合せ内容　

東京都北区・赤羽に拠点を置く建設業のお客様から、「ハードディスクから変な音がして認識しなくなった」とのご連絡をいただきました。障害が発生したのは、Buffalo製の外付けハードディスク DriveStation HD-GD2.0U3D（容量2TB）で、社内の顧客データなど重要な情報が多数保存されているとのことでした。他社に相談された際には非常に高額な見積もりを提示されたため、慎重に復旧業者を選ばれていたようです。「急ぎではないが、何よりも確実にデータを取り戻してほしい」との強いご要望のもと、無料診断とお見積りをご希望されました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

はんこ屋さん21赤羽受付店データ復旧事例　診断結果のご案内

はんこ屋さん21赤羽受付店にDriveStationをお持ち込み頂き、すぐに本社ラボへ移送。精密診断を実施しました。通電はするものの、ドライブが全く認識されない状態で、内部からはカチカチという異音が発生していることが確認されました。この症状から、読み取りヘッドや内部部品の損傷が疑われる重度の物理障害であると判断しました。重度障害ではドライブへの通電を続けることで状況が悪化する恐れもあるため、速やかに物理分解とクリーンルーム内でのヘッド交換を行う方針をお客様に見積書と併せてご案内しました。お客様より、「他社の半額ぐらいですが追加で費用などは掛かるのですか？」とお尋ね頂いたので、「ご提示している費用以外に頂戴する事はありませんのでご安心下さい。」とお伝えするとそのまま正式にご注文頂く事になりました。

はんこ屋さん21赤羽受付店データ復旧事例　復旧作業

復旧作業は慎重に進められました。破損したヘッドを同型モデルから移植することで一時的に読み取りを可能な状態にした後、次にデータ復旧専用機器を用いてクローン作製を実施。この専用機器は、セクタ単位での読み取りを制御しながら、不良セクタのある領域をスキップまたは再試行することで、オリジナルディスクへの負荷を最小限に抑えつつ、高精度な複製を作成することが可能です。データに対して余計なストレスをかけず、可能な限り安全にクローンHDDを作成し、その中から論理的にファイル構造を解析し、データの救出を行いました。

はんこ屋さん21赤羽受付店データ復旧事例　作業結果

作業は10日間にわたって行われ、最終的にはほとんどすべてのデータを復旧することに成功しました。お客様にリモートで内容をご確認いただいたところ、必要としていた顧客情報や施工関連のドキュメントなども問題なく開けることが確認され、大変ご満足いただけました。急ぎの案件ではなかったとはいえ、大切なデータをしっかりと取り戻せたことに安心されたご様子でした。

はんこ屋さん21赤羽受付店データ復旧事例　技術者より

このような重度物理障害は、誤って通電を繰り返すことで状態がさらに悪化し、復旧の難易度やコストが大きく跳ね上がるケースもあります。異音や認識不良といった異常が見られた場合には、無理に通電せず、すぐに専門業者に相談することが非常に重要です。また、他社で高額な見積もりが提示された場合でも、内容や技術の詳細を比較し、自分に合った業者を選ぶことが成功への第一歩となります。