データ復旧事例

緊急データ復旧事例｜加古川でTeraStationの複合障害を出張対応で緊急データ復旧に成功！

投稿日：2025.03.19 更新日：2025.03.19

メーカー：バッファロー（Buffalo）製
型番：TS5410DN1604　容量：4TB×4
症状：認識できない
障害：複合障害（物理障害+RAID崩壊）
期間：5日後

加古川緊急出張データ復旧事例　お問合せ内容　

加古川市の製造業のお客様より、バッファロー製TeraStation（TS5410DN1604）が突然使用できなくなり、重要なデータにアクセスできないとのご相談をいただきました。業務に必要なデータが多く含まれており、業務の継続が困難な状況とのことでした。メーカーの対応では時間がかかるため、出張対応可能な当社へ復旧のご依頼をいただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

加古川緊急出張データ復旧事例　診断結果のご案内

現地での診断の結果、TeraStationはRAID5構成で運用されており、4台のHDDのうち2台に不良セクタが発生し、RAIDが崩壊していることが判明しました。さらに1台のHDDはかなり前に停止していた形跡があり、実際には3台のHDDで稼働していた可能性が高い状態でした。このままでは通常の復旧方法ではデータを取り出すことが困難であるため、精密な作業が必要と判断しました。お客様とご相談の上、効率的に復旧を進めるためにHDDをお預かりし、より安全な環境で作業を行うこととなりました。NDA（秘密保持契約）を締結することで、お客様の機密データの取り扱いにも十分配慮しながら作業を進めることが決定しました。

加古川緊急出張データ復旧事例　復旧作業

まず、物理障害が発生しているHDDのデータを可能な限り安全に抽出するため、専用機器を用いてクローンを作成しました。これにより、障害のあるHDDを直接操作することなく、データへのアクセスを試みることが可能となりました。続いて、3台のHDDを用いて仮想RAIDを構築し、パリティ情報を解析しながらデータの復元を進めました。RAID情報の整合性を確認しながら慎重に作業を進めた結果、主要なデータ領域へのアクセスが可能となり、データの回収が行えました。

加古川緊急出張データ復旧事例　作業結果

5日間の作業の末、無事にデータの復旧が完了しました。復旧したデータをお客様に確認していただいたところ、業務に必要なファイルが問題なく開けることを確認。過去の業務データや取引記録も含め、大部分のデータが復旧できたことに大変ご満足いただきました。お客様からは、「業務の遅れが最小限に抑えられた上に、予想以上のデータが戻ってきた」とのお言葉をいただき、無事に復旧作業を終えることができました。

加古川緊急出張データ復旧事例　技術員より

TeraStationのようなNASは、RAIDを組んでいることである程度の耐障害性がありますが、複数のHDDに障害が発生すると一気にデータが失われるリスクが高まります。特に、HDDが1台停止しても気づかずに運用を続けてしまうと、追加の障害が発生した際にRAIDが崩壊し、復旧が困難になります。定期的なHDDの健康状態の確認や、異常があれば早めに対処することが重要です。また、データのバックアップをすることで、万が一の事態に備えることをおすすめします。

加古川緊急出張データ復旧事例　まとめ

加古川市の製造業のお客様から、TeraStationのRAID崩壊によるデータ障害の復旧依頼をいただきました。出張対応の後、HDDをお預かりし、専用機器を用いたクローン作成や仮想RAIDの構築を行い、5日間でデータ復旧に成功しました。業務に必要なファイルも問題なく復旧でき、お客様に安心していただくことができました。TeraStationやRAID機器のトラブルでお困りの際は、出張対応も可能な当社へぜひご相談ください。