データ復旧事例

高砂の建設業者様からのご依頼～TeraStationが起動しないトラブルを出張対応で迅速復旧！

投稿日：2025.03.05 更新日：2025.03.05

メーカー：バッファロー(Buffalo)製
型番：TS3220DN0402　容量：2TB×2
症状：起動しない
障害：物理障害+RAID障害
期間：2日間

高砂市出張データ復旧成功事例　お問合せ内容　

高砂市の建設業者様から、業務用に使用していたバッファロー製TeraStation（TS3220DN0402）が突然起動しなくなったという緊急のご相談をいただきました。2TB×2のNASで、重要な施工図面や取引先との資料が保存されており、何としても早急に復旧してほしいとのことでした。NAS Navigator2で警告が出ていたものの、そのまま使用を続けていたところ、ルーター交換の際に誤って電源を落とさずにコンセントを抜いてしまい、それ以降、起動しなくなったとのことです。

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データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

高砂市出張データ復旧成功事例　診断結果のご案内

出張訪問し、まずはTeraStation本体と内蔵HDDの状態を確認しました。データ復旧専用機器を用いた診断の結果、内蔵HDD2台ともに不良セクタが発生しており、RAIDが正常に機能していない状態であることが判明しました。このままではデータにアクセスすることができず、より高度な復旧作業が必要であると判断しました。お客様には現状を詳しく説明し、HDDを一旦お預かりして、神戸三宮の復旧ラボで作業を進めることとなりました。

高砂市出張データ復旧成功事例　復旧作業

復旧作業では、データ復旧専用機器を使用してHDD2台のクローン作成を行いました。この専用機器は、市販のクローン作成機器とは異なり、不良セクタがあるHDDでも可能な限りデータを読み取る高度なリカバリ機能を備えています。これにより、障害のあるHDDから最大限のデータを回収することが可能となります。

クローンHDDを作成した後、RAID解析を実施した結果、このTeraStationはRAID1構成であることが判明しました。専用機器に全てのHDDを接続し、データの更新日を詳細に分析したところ、2台のHDDのデータに若干の差異があることが分かりました。最新のデータが含まれているHDDを特定し、そのデータを解析することで、できる限り最新の状態でデータを復元しました。

高砂市出張データ復旧成功事例　作業結果

復旧作業は2日間で完了し、お客様にはご来店いただき、復旧データの確認を行いました。確認の結果、業務に必要な全データが問題なく復旧されており、お客様も安心されたご様子でした。「施工図面や取引先のデータが無事で本当に助かった。出張対応もしてもらえたので、すぐに相談できてよかった」と、大変喜んでいただくことができました。復旧したデータは納品用HDDに保存し、お渡しして案件完了となりました。

高砂市出張データ復旧成功事例　技術員より

NASの警告メッセージが出ている状態で使用を続けることは、データ損失のリスクを高めます。特にRAIDを構成している場合、障害が進行すると、複数のHDDが同時に故障し、データの復旧がさらに困難になる可能性があります。今回のケースでは、不良セクタが発生していたにもかかわらず、そのまま使用を続けたことで障害が深刻化しました。また、NASは突然の電源断に弱く、適切なシャットダウンを行わずに電源を切ると、RAID崩壊やファイルシステムの破損を引き起こす原因となります。

定期的なバックアップの実施と、NASの管理ソフトによる警告を見逃さず、早めに対処することが大切です。もし異常を感じたら、できるだけ早く専門業者に相談し、適切な対応を取るようにしましょう。