データ復旧事例

宝塚へ出張NASデータ復旧～　QNAP TS-431KのRAID崩壊から重要データを即日対応で当日に救出！

投稿日：2025.02.21 更新日：2025.02.21

メーカー：QNAP製
型番：TS-431K 　容量：2TB×4
症状：アクセス出来ない
障害：RAID崩壊
期間：先行納品/当日　完全納品/5日間

宝塚市データ復旧成功事例　お問合せ内容　

デザイン業を営む宝塚市の企業様より、NAS（QNAP TS-431K）が突然アクセス不能になったとのお問い合わせをいただきました。休日明けに出社したところ、社内ネットワークに接続されたNASがまったく認識されず、業務に必要なデータにアクセスできなくなってしまったとのことでした。特に、納期が迫ったプロジェクトの素材画像や撮影データ、さらには会社の経理関連データが保存されていたため、一刻も早い復旧が求められる状況でした。

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データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

宝塚市復旧成功事例　診断結果のご案内

早速、現地へ伺い診断を実施したところ、NAS本体やHDDには物理的な障害はなく、RAID崩壊が原因でデータにアクセスできない状態であると判断しました。QNAP TS-431KはRAID 5構成で運用されており、2TBのHDD 4台が搭載されていました。QNAP TS-431K内のすべてのHDDを持ち込んだデータ復旧専用機器に接続し、現地で仮想RAIDで再構築を掛けると、無事RAIDを再構築出来る事が分かりました。1部の最重要データを本日先行納品し、残りのデータはHDDをお預りし神戸三宮ラボで作業する事が可能かをお伺いすると「問題ないのでそれでお願いします」と正式にご注文頂きました。

宝塚市データ復旧成功事例　復旧作業

まず、4台すべてのHDDを専用機器を使ってRAID解析を実施。安全な環境で復旧作業を進めました。RAID情報が失われていたため、専用機器を使用して仮想RAIDを構築し、適切なRAIDパラメータを取得できた為、無事仮想RAIDを構築する事が出来ました。RAID内に保存してある、最重要データをお客様からお預かりした外付けHDDに確保しました。先行データをお客様にご確認頂いた所、「これで業務を止めなくて済む、ありがとう」とお声を掛けて頂きました。破損したファイルシステムを修復しながら、データ領域へのアクセスを試みました。

その後、残りのデータ復旧のためにHDDを預かり、神戸三宮のラボにて本格的な復旧作業を実施。専用のデータ復旧専用機器を用いて、崩壊したRAIDの再構築を行い、破損していないデータを慎重に抽出。結果として、ほぼすべての素材画像、撮影データ、経理関連ファイルの復旧に成功しました。

宝塚市データ復旧成功事例　作業結果

崩壊したRAIDの再構築を行い、破損していないデータを慎重に抽出。結果として、ほぼすべての素材画像、撮影データ、経理関連ファイルの復旧に成功しました。

納品後、お客様からは「最優先のデータをすぐに復旧してもらえたおかげで、納期に間に合いました。本当に助かりました！」とのお喜びの声をいただきました。また、経理データもすべて無事に戻ってきたことで、業務に支障なく復旧できたと安心されていました。

宝塚市データ復旧成功事例　技術員より

今回のケースのように、RAIDを使用したNASでも突然アクセス不能になることがあります。RAIDはデータの冗長性を持たせる仕組みですが、絶対に安全というわけではありません。特に、RAID崩壊が起こるとデータへのアクセスが完全に遮断されてしまうため、日頃から定期的なバックアップを取ることが重要です。また、異常を感じた際には、自己判断でHDDを取り外したり再構築を試みたりせず、専門業者に相談することをおすすめします。