データ復旧事例

【TVで紹介】データが見れないDELL製サーバー機(PowerEdge R360)からのデータ復旧（大阪府茨木市　法人様）

投稿日：2025.02.08 更新日：2025.02.08

メーカー：DELL製
型番：PowerEdge R360
お客様からの症状：データが見えなくなった
障害：論理障害
期間：3日

お客様より：アクセスはできなくなり、データが見れなくなりました。

計測機器のデータ保存用で使用しています。午前中までは正常に使用できたのですが、お昼過ぎに一部のデータが見れなくなったとのことで一度再起動を行ってみたのですが起動エラーが発生してデータが見れなくなっています。一部エクセルやワード、PDFなどのデータがありますが、最重要は計測機器で作成されたcsvファイルです。データを復旧していただきたいです。本体の持ち込みは難しいのでハードディスクだけの持ち込みでお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：初期診断の結果、論理障害での対応が可能と判断しました。

障害機器を梅田大阪駅前店へお持ちいただき、データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみました。4台のSASハードディスクのいずれからも物理障害の要因となるようなエラーの発生はなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

PowerEdge R360のデータ復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用して4台のSASハードディスクに対してクローン作業を行い、クローンディスクの作成を行ってみたところ、4台すべてのハードディスクに保存されている情報の取得に成功しました。作成したクローンディスクからRAID6の再構築を行ってみましたが、データの存在を確認できなかったため、RAID6の構造解析を行ったところ、1台のクローンディスクの情報が使用できない状態になっていたため、3台のクローンディスクでRAID6の再構築を行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。確認できたデータの一時取得を行い、取得できたCSVファイルをランダムに3ファイルほどピックアップしてオープン確認を行ってみましたが、無事に全託したファイルは開けることが確認できました。

復旧作業結果：PowerEdge R360からのデータ復旧に成功！

取得できたデータを梅田大阪駅前店にてお客様が使用される作業環境を準備いただいたノートパソコンを使用していただいて取得できたデータの確認を行っていただきました。確認板だk他結果、取得できたcsvふぁいるがお客様の想定通りに読み込める状態であることを確認いただけたため、データのお渡しを行いました。

担当技術者より：PowerEdge R360のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

RAID5では1台、RAID6では2台のハードディスク障害の発生までは使用が可能ですが、データ復旧を行っていく際には、構築されているディスク構成の台数が揃っていなければ、データを確認することができません。データ復旧では、4台構成のRAIDであれば4台のディスク、10台構成のRAIDであれば10台のディスクを使用しているという環境を構築してからデータの取り出しを行っています。RAID5やRAID6にはディスクエラーで構成から外れてしまったディスクの情報を補うための補正情報があり、この補正情報を強制使用するためにRAID構築時の情報に限りなく寄せてからデータ復旧を行っています。大切なデータを守るためには障害が起きてから対処を行うのではなく、事前に新ありとバックアップを行っていただくことが非常に重要です。もしトラブルが起きてしまっていましたらまずはクイックマンへご相談ください。