データ復旧事例

長田区重度物理障害からのデータ復旧成功事例　倒して壊れた外付けHDD重要データを救出！

投稿日：2025.01.30 更新日：2025.01.30

メーカー：I-O DATA製
型番：HDCL-UT2.0WC 　容量：2TB
症状：転倒後認識しない
障害：重度物理障害
期間：1週間

長田区データ復旧成功事例　お問合せ内容　

「仕事で使っている外付けHDDを誤って倒してしまい、その後パソコンに接続しても一切認識しません。とても大事なデータが入っていて、特にroot配下の特定フォルダのデータはどうしても必要です。なんとか復旧できないでしょうか？」

このような切実なご相談をいただきました。倒した直後からHDDが認識しなくなったことから、物理的な損傷の可能性が高いと判断し、すぐに詳細診断を行うことになりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

長田区データ復旧成功事例　診断結果のご案内

専門機器でHDDを診断した結果、ヘッド（データを読み書きする部品）が損傷しており、ディスクにアクセスできない状態であることが判明しました。HDD内部には非常に繊細な部品が使われており、衝撃によってヘッドが破損するとディスク面にダメージを与え、最悪の場合データの完全消失につながります。

今回のケースでは幸いプラッタ（磁気ディスク）への傷は見られず、適切な処置を行うことでデータ復旧の可能性があると判断しました。お客様には、部品移植による復旧作業が必要であること、復旧には数日を要することをご説明し、了承をいただいたうえで作業を進めました。

長田区データ復旧成功事例　復旧作業

データ復旧は、以下の3つのステップで進めました。

① 部品移植

同型の正常なHDDを用意し、クリーンルーム環境で破損したヘッドを取り外し、新しいヘッドへ交換。精密作業のため高度な技術と専用設備が不可欠な工程です。

② クローン作製

新しいヘッドを使用して慎重にデータ領域を読み取り、損傷したHDDの完全クローンを作成。オリジナルHDDに負担をかけないよう、専用のクローン装置を使用しました。

③ データ解析と確保

作成したクローンHDDを解析し、root配下の特定フォルダを優先的に抽出。ファイルの破損状況を確認しながら、できる限り多くのデータを復旧しました。

長田区データ復旧成功事例　作業結果

結果：無事にroot配下の特定フォルダを含むほぼすべてのデータを復旧！
一部の断片的なデータに破損が見られましたが、重要ファイルは問題なく開くことができ、お客様に確認いただいたところ、**「まさか本当に復旧できるとは思っていなかった！業務への影響が最小限で済んで助かりました！」**と大変喜んでいただけました。

長田区データ復旧成功事例　技術員より

外付けHDDは非常に便利ですが、落下や衝撃に弱いという特性があります。以下の対策を行うことで、データ損失のリスクを大幅に軽減できます。

HDDは常に安定した場所に設置する（倒れやすい場所に置かない）
使用中に衝撃を与えない（特に通電中のHDDはヘッドが動作しているため、損傷リスクが高い）
定期的なバックアップを取る（特に業務データはクラウドや別のストレージにコピーを推奨）
異常を感じたらすぐに電源を切り、専門業者に相談する（無理な通電を続けると復旧率が低下する）

万が一HDDを落としたり倒した場合は、すぐに使用をやめ、電源を入れずに専門家へ相談することが最も重要です。

長田区データ復旧成功事例　まとめ

今回、神戸市長田区のお客様からのご依頼で、倒して壊れたI-O DATA製の外付けHDD（HDCL-UT2.0WC）からデータ復旧を行いました。重度の物理障害ではありましたが、部品移植・クローン作製・データ解析の高度な技術によって、重要ファイルを含むほぼ全てのデータを復旧することに成功しました。

HDDのデータトラブルは突然起こるものですが、適切な対処を行えばデータを取り戻せる可能性があります。もし、長田区周辺で「倒して壊れたHDDのデータ復旧」にお困りの際は、迅速かつ専門的な対応が可能な当社にぜひご相談ください。