データ復旧事例

三重県桑名市　カシャカシャと音がしているLANDISKのデータ復旧　IO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0B/サービス業

投稿日：2025.01.24 更新日：2025.01.24

メーカー：IO DATA(アイ・オー・データ)製
型番：HDJ-U2.0B　容量：2TB
症状：カシャカシャ音がする　アクセスできない
障害：重度障害
期間：6日

三重県桑名市からデータ復旧を希望　LANDISKから突然カシャカシャと音がしてアクセスできない　IO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0B

会社で使っているLANDISKから突然カシャカシャと音がし始めてアクセスができなくなったため、データ復旧をして欲しいというご相談を受けました。

お客様から以下の内容を伺いました
・機器はIO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0B
・容量は2TBだが、データは半分くらいしか入っていない筈
・数名で利用している
・データは主にエクセルやワード、PDF、画像、イラストレーター
・特に兆候もなく落としたりもしていない
・できるだけ早くデータを取り出して欲しい

IO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0Bをクイックマン名古屋本店にお持ちのうえ、診断することになりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

桑名市から名古屋市中区丸の内のクイックマンへ来店　IO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0Bを診断をします

そもそもデータ復旧ができるかどうかによって予定に影響があるということもあり、診断結果はすぐに知りたいということでした。データ復旧クイックマン名古屋本店ですぐに診断することになり、三重県桑名市からご来店いただきました。

まずはデータ復旧サービスについてご説明です。データ復旧は普段利用する機会のないサービスです。また、お客様の事情によってご希望も様々です。したがってデータ復旧サービスについてご説明しご理解をいただいたうえで診断を開始します。

データ復旧の診断は、データが保存されているHDD(ハードディスク)やSSD、USBメモリやSDカードなどをデータ復旧をするための専用の機械に接続して中に保存されている情報を見る事ができる状態なのかをまず確認します。今回お持ち込みになったIO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0Bには2TBのHDD(ハードディスク)が搭載されています。LANDISK本体の外側のケースを外してHDD(ハードディスク)を取り出します。

お客様からカシャカシャと音がしていると聞いていたので、HDD(ハードディスク)内のパーツが故障している可能性があります。故障個所によってはHDD(ハードディスク)の状態悪化を招く恐れもあるため、慎重に作業しなければなりません。

HDD(ハードディスク)を診断した結果、やはりパーツの故障でした。

お客様にIO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0Bの診断結果をご説明

HDD(ハードディスク)内のパーツ損傷があり、重度の物理障害でした。データ復旧するためにはクリーンルームでのパーツ交換作業が必要になり、この段階ではデータ復旧ができるかどうかを明確にすることはできません。お客様に診断結果をご説明したところ、状況をご理解いただいた上でそれでもデータ復旧が必要という結論になり、正式に作業をすすめるご依頼をいただきました。

重度物理障害のHDD(ハードディスク)のパーツ交換をします　

重度物理障害が発生しているHDD(ハードディスク)のパーツ交換作業をします。
今回はHDD(ハードディスク)内の磁気ヘッドの交換です。磁気ヘッドの交換といっても何でもいいという訳にはいきません。LANDISKに搭載されていたのはSeagate製のHDD(ハードディスク)ですが、同メーカー、同型番のHDD(ハードディスク)を用意しパーツ交換する必要があります。

パーツ交換をしたからといってデータ復旧できるとは限りません。うまく適合しなかったり、最初の故障時にディスクにキズがついてしまうなど他の箇所にも障害が発生していたり、といったこともあるのです。
パーツ交換が終わったら再びデータ復旧機にHDD(ハードディスク)を接続して制御を試みます。

データ領域へのアクセスに成功　90%以上の復旧率でデータ復旧することができました

パーツ交換～データ復旧機での作業の結果、データ領域へのアクセスに成功しました。
データ領域へアクセスができたら情報を抽出し、別のHDD(ハードディスク)にコピーします。コピーが終わったらデータの内容を確認しなければなりません。うまく取得できないファイルや取得ができたものの破損していて開くことができないファイルなどがある可能性があります。一通り状態を確認したうえで、お客様にもデータ復旧作業結果をご報告します。

今回、カシャカシャと異音が発生しているというIO DATA(アイ・オー・データ)製 LANDISK HDJ-U2.0Bでしたが、結果は90%以上のデータ復旧ができお客様にお渡しすることができました。

カシャカシャといったようにHDD(ハードディスク)から異音がしている場合、動作させることでディスクへのキズを深めるなどといった状態の悪化を招く可能性があります。また、ご自身でどうにかしようとしてできず、専門業者でもデータ復旧が困難になってしまうケースもあります。

NASなどHDD(ハードディスク)を搭載している機器のトラブル時はすみやかにデータ復旧専門業者にご相談されることをおススメいたします。