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HDD/SSDのファイルシステム破損・PBS破損・MFT破損から復旧する方法

2025.01.24

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ファイルシステムとは

ファイルシステムとはHDDやSSD等の記憶装置に保存するデータを「ファイル」として

管理・操作するためのシステムです。

「ファイル」とは

・パソコンを使うユーザーがソフトを用いて作成したデータ

・デジタルカメラで撮影した写真・動画

・紙媒体を複合機でスキャンしたPDF

等のことです。

現在では下記のようなファイルシステムが主流となっています。

WindowsのパソコンではNTFS(NT File System)

MacのパソコンではAPFS(Apple File System)

USBメモリ。SDカード、MicroSD等ではexFAT(Extensible File Allocation Table)

ファイルシステムが破損している場合、Windows/Macのパソコンが起動できない

USBメモリ/SDカード等が認識できなくなるといった症状が発生します。

 

PBSとは

パーティションブートセクタ(Partition Boot Sectot)の略です。

パーティションとは直訳すると仕切り、分割、分け目という意味で、

パソコンにおいてはHDDやSSDのデータ保存領域を分割するという意味があります。

 

ブートセクタはパーティションを認識する際に最初に読み込むシステムのデータの為、

PBS(パーティションブートセクタ)は各パーティションの

最初の1セクタ目にあり、必要不可欠なものです。

 

このPBS(パーティションブートセクタ)が破損してしまうと

HDDやSSDが認識はできるもののデータが見れなくなるといった症状が発生します。

 

MFTとは

マスターファイルテーブル(Master File Table)の略です。

世界/日本ともに7割のシェアがあるWindowsのパソコンのNTFS(ファイルシステム)

での中心となるデータベースです。

 

パーティションの中のどこにどんなファイルがあるか、

ファイルの作成日、ファイルの容量、アクセス権限等を記録するデータベースで、

簡単に言うと本の目次部分のような役割があります。

 

MFT(マスターファイルテーブル)が破損してしまうと

ファイルが部分的に消えてしまったり、ファイルが文字化けしたり、

アクセスできなくなるといった症状が発生します。

 

システムデータが破損する原因

1.不良セクタの発生

HDDは使用することで機械部品の摩耗や経年劣化が進みます。

また、磁気ディスク面に書き込まれたデータも長期間の使用により

物理的な磁気劣化が進み、不良セクタとなります。

もしシステムファイルが書き込まれている部分が不良セクタとなった場合は、

システムデータ破損となってしまいます。

 

2.データ読み書き中の取り外し

HDDやSSD、USBメモリ等のデータを読み込み中/書き込み中に

取り外されたり、電源が切れたりしてしまうと

そのデータが不完全な状態で書き込まれエラーとなるか、

最悪の場合PBS(パーティションブートセクタ)やMFT(マスターファイルテーブル)の

システムデータが破損してしまう場合があります。

 

3.WindowsやMacのOSフリーズ(システムクラッシュ)

パソコンの画面が固まってしまいまったく操作を受け付けなくなった

Windowsであればブルースクリーンと呼ばれるパソコンの動作中にエラーが発生しますが、

その原因は

・メモリエラー

・OS等ソフトウェアのエラー

・パソコンのスペック不足(熱暴走)

・USB接続機器等の外部デバイスのエラー

があります。

そのような場合でもシステムデータの破損につながります。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。


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システムデータが破損した場合の復旧方法

1.CHKDSKコマンドを実行する

CHKDSKとはCheck Disk(チェックディスク)の略であり、

ファイルシステムの整合性をチェックしてエラーを修復するWindowsの機能です。

CHKDSKコマンドを実行することでシステムデータ破損が修復され

データにアクセスできることがあります。

しかし、CHKDSKはメディアに高負荷がかかるため

それがきっかけで症状が悪化してしまう場合があります。

また、不良セクタが発生している場合もCHKDSKコマンドが正常に実行できない場合があります。

不良セクタが発生している等、専門の機器で物理的な対処が必要な場合は

CHKDSKコマンドは実行してはいけません。

 

2.First Aidを実行する

First AidはMacのパソコンのディスクユーティリティ機能で

メディアのフォーマットやディレクトリ構造に関連するエラーを検出し修復してくれます。

ただ、WindowsのCHKDSKコマンドと同様に、

不良セクタがあると症状が悪化してしまう場合があります。

不良セクタが発生している等、専門の機器で物理的な対処が必要な場合は

First Aidは実行してはいけません。

 

3.専門のデータ復旧業者に依頼する

不良セクタ等の物理障害が発生しているかどうかを普通のパソコンで調べることは難しいです。

データ復旧の専門業者であるクイックマンでは、

ご相談いただく前にCHKDSKコマンドやFirst Aidを実行され症状が悪化してしまった事例を

数多く見てきています。

CHKDSKコマンドやFirst Aidで復旧できた方からご相談いただくことはありませんので

当然と言えば当然なのですが。

 

CHKDSKコマンドやFirst Aidを実行していなければ復旧結果がもっと良くなっていた

ということも多いです。

そのような経験から、パソコンにかなり詳しい方以外はあまり実行しない方がいいと考えます。

データ復旧の専門業者では、まずは診断で物理障害が発生しているかどうかを調べるため、

症状悪化のリスクは最小限になります。

お困りの際はまずはデータ復旧の専門業者に相談することをお勧めします。

そのうえで自身で復旧を試みるのかデータ復旧の専門業者に依頼するかを検討することをお勧めします。

 

データ復旧クイックマンの強み

データ復旧クイックマンとは、お客様の大切なデータをできる限りリーズナブルな価格でお救いすることをモットーに

大手データ復旧企業より独立した技術者集団です。

パソコンやHDDでは、累計5000件以上の復旧実績のあるエンジニアも在籍しており

ソフトウェア障害、ハードウェア障害の両面で技術力には自信があります。

どうしてもあきらめることのできないデータやシステム環境がある場合は、是非クイックマンにご相談ください!


https://www.quickman-pc.com/

 

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