データ復旧事例

【TVで紹介】データアクセスができなくなってしまったノートパソコン(YB-9JP6452MP)からのデータ復旧（広島県三次市　個人の方）

投稿日：2025.01.23 更新日：2025.01.23

メーカー：GIGABYTE製
型番：YB-9JP6452MP
お客様からの症状：データドライブにアクセスが出来ない
障害：重度物理障害
期間：5日

お客様より：作業を行おうとしたらデータドライブにアクセスが出来ません。

動画の編集作業がどこでもできるようにと5年ほど前に購入しました。4日ほど前に電源を入れた時にデータを保存するために使用していたハードディスクにアクセスできなくなり、近所のお店に相談してみたのですが、壊れてしまっているので対応ができないとのことで断られてしまいました。ハードディスクに保存しているデータがないと動画の編集作業一切が出来ないので、どうにかデータの取り出しをお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：ハードディスクからは重度物理障害の発生を確認しました。

YB-9JP6452MPを心斎橋本店へお送りいただき、データ復旧専用機器にて初期診断を実施したところ、使用されているハードディスクから、通電開始をほぼ同時に電子音のようなプップップップップッという異音の発生を確認しました。作業の経験上モーターロックと呼ばれるディスク上にデータの読み書きを行うヘッド部分が固着してしまっている可能性が高く、ハードディスクを分解しての作業が必要となってくるため、重度物理障害での対応を行うことにしました。

YB-9JP6452MPのデータ復旧作業にチャレンジです

ハードディスクを開封して状態の確認を行ってみたところ、診断通りモーターロックを発生させていました。固着状態の強制解除を行って専用機器にて状態の確認を行ってみたのですが、カチカチと異音を発生させていしまっていたため、ヘッド交換を行って専用機器上での状態確認を行ってからクローン作業を開始しました。一部で不良セクタを発生させながら4回ほどヘッド交換を行ってクローン作業を行った結果、全体領域の99.925%ほどの領域の取得に成功しました。作成したクローンディスクからデータ領域内へのアクセスを行ってみると、データの存在が確認できたため、データの一時取得を行うことにしました。一時取得できたデータ内から動画ファイルを30ファイルほどピックアップしてファイルのオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルはすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業結果：YB-9JP6452MPからのデータ復旧に成功！

お客様へ一通りの作業が完了できたことを報告したところ、お預かりしているパソコンからデータの確認を行っていただきたいという要望をいただいたため、お客様に作業で使用されているソフトの使用方法をお伺いしながらご指定いただいたデータのオープン確認を行ってみると、無事にデータが開けることが確認できました。お客様にてオープン確認の指定をいただいたデータには破損はありませんでしたが、不良セクタによるファイル破損のリスクがあることをご理解いただいたうえで復旧作業成功とさせていただき、データのお渡しを行いました。

担当技術者より：YB-9JP6452MPのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

GIGABYTE製のYB-9JP6452MPは、ゲーミングノートパソコンとして販売されていた機器ですが、その性能の高さから画像や動画の編集用PCとしても使用されています。データドライブ用でハードディスクを採用されていることが多く、大量のデータ保存を行うことができるのですが、何かがあったときのためのバックアップを行っていただくことで、不測のトラブルに対して備えることができます。パソコン修理を行われている業者様でもデータ復旧を提供しているところは増えてきていますが、対応可能な障害レベルは限定されてしまっているのが現実です。ハードディスクから異音が発生しているトラブルはクイックマンへ是非ご相談ください。