データ復旧事例

～上野受付店データ復旧事例～　リンクステーションの赤ランプ点滅から完全復旧！家族の思い出データを無事復旧

投稿日：2025.01.21 更新日：2025.01.21

メーカー：バッファロー(Buffalo)製
型番：リンクステーション　LS220DN0402B　容量：2TB×2
症状：赤ランプが点滅していてアクセス出来ない
障害：RAID障害
期間：10日以内

～上野受付店データ復旧事例～　お客様より

台東区にお住まいのお客様から、以下のようなご相談をいただきました：
「家族や友人との思い出を保存しているリンクステーション（バッファロー LS220DN0402B）が突然アクセスできなくなり、本体を確認すると電源ランプが赤点滅していました。急ぎではありませんが、大事な写真やビデオなので何とか復旧できないかと、過去の事例を見て相談させていただきました。」
この状況に対し、上野受付店をご案内し、速やかに対応を開始しました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～上野受付店データ復旧事例～　診断結果

上野受付店にて受付後、本社ラボへリンクステーションを移送しました。本体を詳しく診断した結果、電源喪失によりリンクステーションが正常動作不可の状態であることが判明しました。本体の修理は不要とし、内蔵されているHDDを取り出し、データ復旧専用機器で詳細な診断を実施。

以下の点を確認しました：

RAID構成：RAID1
内蔵HDD：物理的な損傷はなし
障害原因：電源喪失に伴うRAID崩壊

お客様から特に必要なフォルダをヒアリングし、復旧作業を進めました。

～上野受付店データ復旧事例～　復旧作業開始

復旧作業は以下の手順で実施されました：

1. RAID再構築の実施
  専用機器に内蔵HDDを接続し、RAID1の再構築を実施しました。この工程で、RAID上のデータ領域を正常に認識させることに成功。
2. データの抽出と確保
  RAID再構築後、HDD内に保存されている写真やビデオデータを特定し、データの整合性を確認しながら安全に抽出しました。
3. データの整合性チェック
  全てのデータを個別に検証し、破損や欠損がない状態を確認。特に家族写真やビデオなど、重要な思い出データを優先して確保しました。
これらの工程を完了させ、お客様の要望通りにデータを復旧しました。

～上野受付店データ復旧事例～　復旧完了

復旧作業完了後、お客様にはリモートでデータをご確認いただきました。全ての写真やビデオが問題なく復旧されており、「大切な思い出ばかりなので復旧できて本当に良かった」と喜びの声をいただきました。

また、復旧作業中の進捗状況を細かく報告していたことに対し、「こちらが不安にならないよう配慮していただき、安心してお任せできました」とのお言葉も頂戴しました。最終的に納品用媒体をお渡しし、案件を無事完了しました。

～上野受付店データ復旧事例～　技術員より

リンクステーションやその他のRAID機器を長期間安定して運用するためには、以下の点を意識しましょう：
- 定期的なバックアップ：RAID1は冗長性を持ちますが、バックアップの代替にはなりません。外部ストレージやクラウドサービスを活用してください。
- 異常時の対応：電源ランプが赤点滅するなどの異常が見られた場合、電源を切り、操作を控えた上で専門業者に相談してください。
- 適切な環境管理：過熱や振動を避け、安定した電源環境で使用することをお勧めします。