データ復旧事例

～赤羽受付店データ復旧事例～　東十条の個人ユーザー様の大切な家族写真を取り戻した成功事例

投稿日：2024.12.23 更新日：2024.12.23

メーカー：NEC製
型番：PC-LC950HJ　容量：80GB×2
症状：起動できない

障害：物理障害
期間：10日間

～赤羽受付店データ復旧事例～　お客様より

東十条にお住まいの個人ユーザー様から「全く起動しないパソコンからデータを取り出してほしい」とのご相談をいただきました。ご利用のパソコンはNEC製のPC-LC950HJで、データ保存用に80GBのHDDが2台搭載されていました。一番心配されていたのは、「家族で旅行した時の写真や、お子さんの成長記録をどうしても復旧してほしい」ということ。納期については急ぎではないとのことでしたが、「もう二度と写真が見られなくなるのでは」という不安を抱えてのご依頼でした。赤羽受付店に持ち込まれ、その場で簡単な確認を行い、本格的な診断は本社ラボで実施する運びとなりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～赤羽受付店データ復旧事例～　診断結果

本社ラボに移送されたパソコンは、データ復旧専用機器を使って詳しく診断を行いました。結果、2台のHDDに多数の不良セクターが見つかり、これが起動不能の原因であることが判明しました。不良セクターとは、データが正しく保存されない部分のことで、これが増えるとパソコン全体の動作が不安定になり、最終的には今回のように完全に起動しなくなることがあります。この状態では通常の方法ではデータにアクセスできないため、専用の復旧機材を使用する必要がありました。

～赤羽受付店データ復旧事例～　データ復旧作業

復旧作業は慎重を期して行われました。まずは、元のHDDからクローンディスクを作成する作業からスタート。クローンディスクとは、元のディスクをコピーしたもので、不良セクターを回避しながらデータを安全に取り出すための重要なステップです。この作業にはデータ復旧専用の機材を使用し、データが損傷しないよう細心の注意を払いました。

次に、作成したクローンディスクを解析し、家族写真や重要なデータを丁寧に復旧していきました。特に画像データは破損している可能性があるため、複数の解析パターンをを駆使して復旧作業を進めました。この作業は根気が必要ですが、技術者たちは「絶対にお客様の大切な思い出を救いたい」という気持ちで取り組みました。

～赤羽受付店データ復旧事例～　作業結果

復旧作業は10日間かけて無事に完了しました。結果として、保存されていた家族写真を復旧することができました。データの納品時には、お客様と一緒にデータを確認し、「子どもの小さい頃の写真も全部残っていて感激しました！」と感動の声をいただきました。以前、他の業者にも相談されたそうですが、「難しいケース」と断られたこともあり、クイックマンで対応できて本当に良かったとおっしゃっていました。

～赤羽受付店データ復旧事例～　技術員より

今回のようなトラブルを防ぐために、普段からバックアップを取る習慣をつけることをおすすめします。外付けHDDやクラウドサービスを利用すれば、万が一パソコンが壊れてもデータを安全に保管できます。また、パソコンが起動しなくなった場合、繰り返し電源を入れようとするのはNGです。不良セクターが増える可能性があり、復旧の難易度が上がる原因になります。トラブルが起きた際は、速やかに専門業者に相談してください。