データ復旧事例

宝塚市QNAPデータ復旧事例｜宝塚市でQNAPの故障対応！大切なデータを救った復旧成功事例

投稿日：2024.12.20 更新日：2024.12.20

メーカー：QNAP
型番：TS-431P3-4G　容量：2TB×4
症状：通電しない
障害：RAID障害（RAID崩壊）
期間：5日間

～宝塚市QNAPデータ復旧事例～　お問合せ内容

宝塚市でWEBデザインを手がけるお客様より、「突然QNAPが動かなくなった」というご相談をいただきました。機器はQNAP製TS-431P3-4G、容量は2TBのHDDが4本構成です。出社するとNASの電源が落ちており、電源ケーブルを挿し直しても反応がない状態でした。同型機を用意してHDDを挿し直したものの、共有フォルダにアクセスできず、さらに赤いランプが点灯してしまったとのことです。特に、制作中のファイルや完成データ、素材の画像や動画、さらには売上管理データも保存されており、早急な対応が必要でした。データ復旧が納期に間に合わないと大きな損失につながるため、「出来るだけ早く復旧してほしい」と切実なご依頼をいただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～宝塚市QNAPデータ復旧事例～　診断作業と結果のご案内

持ち込みいただいたHDDを診断した結果、ハードディスク自体には物理的な故障はありませんでした。しかし、データが保存されているRAID構成が崩壊しており、QNAPがデータを正しく認識できない状態でした。RAID構成の崩壊により、データがどこに保存されているか分からなくなってしまうため、通常の方法ではアクセスが不可能です。このような場合、専門的な機器を使用してRAID情報を再構築しなければデータを取り出すことはできません。

～宝塚市QNAPデータ復旧事例～　復旧作業

まず、QNAPの内蔵HDDを1台ずつ取り外し、どのスロットに入っていたかをメモしました。これはRAID構成を再現するために非常に重要なステップです。次に、それぞれのHDDをRAID復旧専用機器に接続し、データ構造の解析を開始しました。RAIDの解析では、HDDの順序やRAIDレベル、ストライプサイズといった情報を詳細に調べる必要があります。

解析の結果をもとに、RAIDを専用機器上で仮想的に再構築しました。この段階で、保存されていたデータにアクセスすることができるようになりました。お客様のご要望に応じて、最重要フォルダ（制作中のファイルや売上データなど）を優先して復旧し、即日納品しました。その後、全データの復旧作業を進めましたが、保存されていたデータ量は約5TB、ファイル数は100万以上と膨大でした。そのため、データコピーには時間がかかりましたが、お預かりからわずか5日間で作業を完了し、納品までスムーズに対応しました。

～宝塚市QNAPデータ復旧事例～　作業結果

復旧後、納品したデータをお客様に確認していただきました。制作中のファイルや完成データ、素材ファイル、売上管理データもすべて問題なく開ける状態に戻っており、「迅速かつ完璧な復旧に感謝しています」との嬉しいお言葉をいただきました。これまで依頼していたサポート業者では「対応が難しい」と言われ、非常に不安だったとのこと。「データ復旧の専門家にお願いして本当に良かった」との評価をいただき、スタッフ一同も安心しました。特に、最重要フォルダを即日で納品したことが業務再開に大きく貢献できたようです。

～宝塚市QNAPデータ復旧事例～　技術員より

NASを利用する場合、定期的なバックアップを行うことが最も重要です。特にRAID構成のNASは耐障害性が高い反面、一度RAIDが崩壊すると復旧には高度な専門技術が必要です。また、NASの障害が発生した際に、安易にHDDを抜き差ししたり、他の機器に挿し直したりするのは避けたほうが良いです。こうした操作でデータ構造がさらに複雑化し、復旧が難しくなることがあります。障害が発生した場合は、速やかに電源を切り、専門業者に相談することをお勧めします。

～宝塚市QNAPデータ復旧事例～　まとめ

宝塚市のWEBデザイン関連のお客様からのQNAP故障対応事例をご紹介しました。RAID崩壊という深刻なトラブルでも、迅速かつ正確な対応で大切なデータをすべて復旧することができました。QNAPや他のNASに関するトラブルが発生した際は、ぜひ神戸三宮ラボまでご相談ください。専門知識を持つスタッフが、最適な方法でデータを救出いたします！