データ復旧事例

神戸でデータ復旧成功！年賀状ソフトの住所録を救った事例 – 東芝製D61/PW 2TBのデータ復旧に成功！

投稿日：2024.12.17 更新日：2024.12.17

メーカー：東芝
型番：D61/PW　容量：2TB
症状：起動できない
障害：物理障害
期間：2日間

～年賀状住所録データ復旧事例～　お問合せ内容

兵庫区にお住まいの個人ユーザー様から、神戸三宮ラボへ「東芝製のパソコン（D61/PW）が突然起動しなくなった」とのご相談がありました。パソコンの保存容量は2TBで、特に重要なデータは**「筆ぐるめ」に保存されている年賀状の住所録**とのことでした。

「年賀状を追加で印刷しようとしたらたちあがらなくてこまってる。パソコンは新しいのを買ったので、何とかデータを早く復旧してほしい」という切実なご要望でした。毎年、筆ぐるめで年賀状を作成しており、大切な住所録が消えてしまうと困るとのことでした。近隣で迅速に診断とデータ復旧を行ってくれる場所を探していたところ、神戸三宮ラボが即日対応可能とのことで、持ち込みをご希望されました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～年賀状住所録データ復旧事例～　診断作業と結果のご案内

お預かりした東芝製D61/PWの診断を行った結果、不良セクタが多数発生していることが確認されました。これは物理障害に起因しており、ドライブが正常に動作せず、データへアクセスできない状態でした。

物理障害の場合、一般的なソフトウェアによるデータ復旧は困難であり、専用機器を使用した高度な技術が必要です。さらに、不良セクタを無理に読み込もうとすると、障害が進行し、データがさらに破損するリスクもあります。今回は、データ復旧専用機器を使用して、ディスク全体のクローンを作製することを決定しました。

～年賀状住所録データ復旧事例～　復旧作業

まず、障害のあるハードディスク（HDD）を安全に操作するため、専用機器を使用してクローンディスクを作製しました。当店で使用しているデータ復旧専用機器とは、物理障害のあるHDDでも、不良セクタを回避しつつデータを高精度で読み取ることができるデータ復旧専用ツールです。

一般的なクローン機器とこの専用機器との違いは、クローン作製の精度にあります。通常のクローン機器は、不良セクタを読み取れずエラーになることが多いですが、この専用機器は高度な制御が可能で、不良セクタを自動的に回避しながら読み取れるため、99.9%以上の精度でデータの回収を行う事が出来ました。

クローンディスクの作製が完了した後、筆ぐるめのデータフォルダを徹底的に検索し、年賀状の住所録データを無事に特定しました。複数のテストを行い、データに破損がないことを確認。最短時間で安全にデータ復旧が完了しました。

～年賀状住所録データ復旧事例～　作業結果

復旧作業は持ち込み頂いた翌日にに完了し、お客様にご報告しデータ確認の為再度ご来店頂く様にご案内しました。最も重要とされていた筆ぐるめの住所録データは完全に復旧し、データ破損も一切ありませんでした。

お客様からは「年賀状作成が間に合わないかもしれないと心配していましたが、迅速に対応していただき本当に助かりました」と大変喜びの声をいただきました。「これで毎年の年賀状作りが安心してできる」と笑顔でお話しされており、データの重要性を改めて実感されている様子でした。

～年賀状住所録データ復旧事例～　技術員より

データトラブルを未然に防ぐためには、以下の点を心掛けましょう。

定期的なバックアップの習慣
特に年賀状ソフトの住所録や大切なデータは、外付けHDDやクラウドストレージに定期的にバックアップを取ることをおすすめします。
異音やフリーズは要注意
パソコンが起動しない、異音がする、動作が遅くなるなどの症状が出たら、無理に再起動を繰り返さず、すぐに専門業者へご相談ください。早い段階での対処がデータ復旧の成功率を高めます。
自己判断での操作は避ける
物理障害が疑われる場合、自力での復旧ソフトの使用や分解作業はデータをさらに破損させる原因になります。必ず専門機器を持つ業者に依頼しましょう。