データ復旧事例

【TVで紹介】緊急対応 10年以上使用していたテラステーションからのデータ復旧（TS-XH8.0TL/R6）からデータ復旧！（岡山県浅口市　法人様）

投稿日：2024.12.05 更新日：2024.12.05

メーカー：バッファロー製
型番：TS-XH8.0TL/R6
お客様からの症状：データが見れなくなった
障害：物理障害
期間：48時間以内

お客様より：TS-XH8.0TL/R6へのアクセスができなくなってしまった。

TS-XH8.0TL/R6などの社内機器の管理を10年以上行っています。TS-XH8.0TL/R6については過去2回あったトラブル発生時に機器入れ替えを社内で打診したのですが、すべて却下されていました。今回は2日前にディスクエラーが発生したため、ディスク交換を行ったのですが、それからデータが見れなくなってしまい。大変困った状態になってしまっています。あとから調べて分かったのですが、RAID6でディスク交換が2回までしか行うことが出来なかったみたいです。保存していたデータをできる限りすべて取り出していただきたいです。郵送でのデータ復旧では時間的に業務に対する影響が大きいので、出張でのデータ復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：TS-XH8.0TL/R6からのデータ復旧は可能と判断できる状態でした

初期診断の結果、お預かりが必要な場合は機器の持ち出しが必要であることを了解いただいたうえで、診断用機材を持って、出張での初期診断を開始しました。データ復旧専用機器にて使用されている4台のハードディスクを1台ずつ確認してみたところ、2番ディスクから物理障害の要因となるエラーの発生を確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。

TS-XH8.0TL/R6のデータ復旧作業にチャレンジです

2番のディスク以外からは、障害の発生がなかったため、2番ディスクに対してデータ復旧専用機器にてクローン作業を行い、それ以外の3台のハードディスクを使用してRAID6の再構築を行ってみましたが、データアクセスが出来ず、RAID6の構成情報の調整を行ってみてもフォルダやファイルが確認できなかったため、2番のクローン作業が完了してから改めてRAID6の再構築を行っていくことにしました。2番ディスクのクローン作業が完了できたところで、2番のクローンディスクと既存の3台のハードディスクでRAID6の再構築を行ってみたところ、一部RAID6の設定を調整してい上げることで、フォルダやファイルの存在を確認することが出来るようになりました。確認できたデータの一時取得を行い、取得作業が完了できたところで、担当者様にデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業結果：TS-XH8.0TL/R6からのデータ復旧に成功！

データ取得の完了予測がある程度できていたため、事前にデータ確認を行っていただくことが可能になりそうな時間をお伝えしていたせいか、担当者様のところで一時取得できたデータをお持ちした際に数名の方がデータを待たれている感じでした。担当者様へ一時取得データをお渡ししたところから、お待ちいただいている方々が担当者様のデスクにて取得できたデータの確認を開始されました。確認いただいた方々はTS-XH8.0TL/R6を使用されている部署の責任者の方々とのことで、それぞれの方々が復旧作業の結果に納得をいただけた状況であったため、復旧作業成功とさせていただき、データのお渡しを行いましたました。

担当技術者より：岡山でTS-XH8.0TL/R6のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

RAID6では、ディスクエラー発生時のディスク交換可能回数が2回までとなっています。3回目を行うとデータ破損状態になり、最悪はリビルド処理が発生してデータを取り出すことが不可能な状態になる場合があります。そのため、対応履歴などのレポートがある場合は、必ず確認し、リスク回避を行っていただければと思います。また、ディスクエラーが発生していたとしても、ディスク自体の認識不良が発生していた場合は、交換を行ったとしても想定されるような状態にはならないため、まずはデータ復旧をご依頼いただき、必要なデータの確保が完了できてからディスク交換を行っていただくと安全にディスク交換を行うことが出来ます。テラステーションなどのデータでお困りの際は、まずクイックマンにご相談ください。