データ復旧事例

～浅草受付店データ復旧事例～落下後異音発生！カチカチと音が鳴り認識出来なくなった外付けHDDからデータ復旧に成功！

投稿日：2024.11.27 更新日：2024.11.27

メーカー：ELECOM製
型番：ELD-FTV020UBK　容量：2TB
症状：HDDを認識しない
障害：重度物理障害
期間：5日以内

～浅草受付店データ復旧事例～　お客様のご相談内容

浅草駅近くの建設業を営むお客様より、ELECOM製外付けHDD（型番: ELD-FTV020UBK、容量2TB）に保存されていた重要データの復旧依頼をいただきました。お客様は施工管理や進捗管理、施工写真、経理・営業データといった業務に欠かせない情報を保存していたHDDを落下させてしまい、その後認識できない状態に。近隣で実績があり、迅速に対応可能な業者をお探しの中、当社の浅草受付店にご相談いただきました。他社で見積もりを取られたものの高額だったため、リーズナブルかつ信頼できる当社に最終的にお任せいただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～浅草受付店データ復旧事例～　診断結果

HDDは浅草受付店で受付を行い、その後当社本社ラボにてデータ復旧専用機器に接続し診断を実施。診断中に異音が発生しており、落下の衝撃による内部磁気ヘッドの損傷が確認されました。これは「重度物理障害」と呼ばれる状況で、通常のデータ復旧よりも高度な技術が必要です。お客様に状況を詳しくご説明し、緊急性を考慮して特急プランをご提案。費用は他社のお見積額の半額程度で済む旨をお伝えすると、驚きつつも喜ばれ、正式にご依頼をいただきました。

～浅草受付店データ復旧事例～　データ復旧作業

重度物理障害への対応として、本社ラボ内のクリーンブースで慎重に分解作業を行いました。クリーンブースは無塵環境を維持する特殊な作業空間で、HDD内部を扱う際に必須の施設です。損傷した磁気ヘッドを取り外し、同一モデルのドナー部品から新しい磁気ヘッドを移植しました。この工程は非常に高い技術を要し、経験豊富な技術者が担当します。

次に、HDDが正常に動作するか確認後、専用ツールを用いてデータのクローンディスクを作成しました。この専用ツールは業界標準の復旧ツールであり、物理的な障害や高度な論理障害に対応可能な特別な機器です。このクローンディスクからデータ領域を解析し、無事にお客様が必要とするデータを確保することに成功しました。

～浅草受付店データ復旧事例～　作業結果

復旧後、お客様にデータ内容を確認いただいたところ、総容量1TB強の重要データがすべて無事であることが判明しました。特に施工写真や進捗管理データなど、業務に直結する情報が取り戻せたことに大変感激されていました。また、最初の問い合わせからわずか4日間というスピード復旧に驚かれ、「迅速かつ丁寧な対応に心から感謝します」と喜びの声をいただきました。

～浅草受付店データ復旧事例～　技術員より

外付けHDDは落下などの物理衝撃に非常に弱いデバイスです。特に業務で使用する重要データは、HDDだけでなくクラウドや他のストレージデバイスに定期的にバックアップを取ることが推奨されます。また、HDD使用中の振動や移動は障害の原因となるため、平らで安定した場所で使用し、取り扱いにも十分注意しましょう。予期せぬトラブルに備え、信頼できる復旧業者の連絡先を手元に残しておくことも重要です。