データ復旧事例

【池田市データ復旧特急対応事例】「プップップッ」と異音がし認識できないハードディスク(WD5000LPVX)からのデータ復旧に成功(重度物理障害　大阪府池田市　コンサルタント業)

投稿日：2020.12.24 更新日：2024.11.16

メーカー：富士通
型番：WD5000LPVX
症状：パソコンで認識しない
障害：重度物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：即日

※オプション料金別

お客様より

お客様先でプレゼン後、会社にてパソコンにつなぐと認識なくなってしまっていました。保存していたプレゼン資料が最重要です。基本資料として案内するデータとお客様ごとに準備しているデータがあり、今すぐにでも必要なデータがあるため、かなり急いでいます。どうしても復旧してほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行いました。通電を行った時点で、モーターロック独特のプップップップッという電子音のような異音を確認しました。ドライブやモーターが起動することがなかったため、モーターロックでの重度物理障害対応を行うことで復旧の可能性があることをお伝えすると「とにかく早急に復旧してほしい」と言う事で特急プランでのご提案をし、正式にご依頼いただきました。早速作業に着手致します。

復旧作業にチャレンジです

モーターロックの強制解除を行い、あっらためて起動確認を行いましたが、専用機器上での認識ができなかったため、ヘッド交換を行い動作確認を行いました。データ領域にアクセスする事が出来たのですが、一部アクセスできない不良セクタが発生している事が分かりました。データ復旧専用機器でお預かりしたハードディスクのクローンを作成します。はじめは障害の発生していないエリアからクローン作業を行い、障害エリアは専用機器でハードディスク内部の磁気ヘッドを制御し、データを読み取る時間や読み取り回数などを調整して丁寧にクローニングを行います。結果、何とか99%以上のデータ回収に成功しました。クローンディスクのデータ領域へアクセスし状態を確認したところ、フォルダやファイルの情報を確認できたため、納品用SSDにデータの確保を行いました。

復旧作業の結果

取得したデータのほとんどがパワーポイントとPDFであったため、これらを中心に50ファイル程度のオープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開くことができました。、お客様に確保した納品用媒体のデータ確認を行って頂いたところ、必要なデータがすべて開けると言う事と即日で対応させて頂いたことに非常に感激していただき喜ばれたので当社としてもホッといたしました。そのまま納品用SSDをお渡しし案件終了となりました。

担当技術者より

モーターロックは、ディスク上にデータの読み書きを行うヘッド部分が固着し、モーターの回転ができなくなってしまっている状態です。構成解除を行うことで、ロック状態を解除することはできますが、確実に傷が入ってしまうため、熟練技術者のスキルがどうしても求められます。一番危険なことは何とかしてモーターを回転させようと、電源のオンオフを繰り返すことです。ロックが外れることもありますが強制的に高回転状態を作り出すため、確実に広範囲に傷が入り、データ復旧そのものができなくなります。通電させて認識しなくなってしまった時点で、クイックマンなどのデータ復旧専門の業者へぜひご相談ください！