データ復旧事例

【TVで紹介】3年ぶりに接続してみた外付けハードディスクからのデータ復旧（大阪市西淀川区　法人様）

投稿日：2024.11.14 更新日：2024.11.14

メーカー：バッファロー製
型番：HD-LL1.0U3-BKE
お客様からの症状：パソコンでに認識しない
障害：重度物理障害
期間：5日

お客様より：3年ぶりくらいにパソコンに繋いでみたが反応がない。

過去に取引のあったお客様から５年ぶりくらいに作業のそう顔があり、過去のデータを見せてほしいということで、HD-LL1.0U3-BKEをたぶん３年ぶりくらいに繋いでみたのですが、パソコンでの反応が全くなく、データを見ることが出来なくなっていました。お客様には状況を説明して納得はいただけたのですが、他のお客様のデータも保存していることもあり、データ復旧をお願いしたいです。イラレで作成したデータやPDFのデータがほとんどですが、エクセルやワードのデータもあったと思います。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：初期診断を行ってみた結果、ハードディスクの通電を確認できませんでした。

障害機器を梅田大阪駅前店へお持ちいただき、データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみました。専用機器上での通電開始時から反応が全くなく、ディスクを回転させるモーターに異常が発生していることを確認したため、重度物理障害での対応を行うことにしました。

HD-LL1.0U3-BKEのデータ復旧作業にチャレンジです

ハードディスクを開封してモーターの確認を行ってみましたが、焼き付きを起こしているようで、かなりの力を入れないとディスクを回すことが出来ない状態でした。交換用のハードディスクを準備し、使用されているモーター以外のパーツすべてを移植して専用機器上での稼働確認を行いました。専用機器上では正常に稼働できることを確認できたため、そのままクローン作業を行い、全領域の情報の取得に成功できたことを確認できました。クローンディスク上のデータ領域内にあるエクセルとPDFのファイルをランダムにピックアップしてファイルのオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルはすべて正常に開けることを確認できたため、お客様に最終の確認を行っていただくことにしました。

復旧作業結果：HD-LL1.0U3-BKEからのデータ復旧に成功！

梅田大阪駅前店にお越しいただき、イラレデータに関してはお客様にて準備を行っていただいた環境にて取得できたデータの確認を行っていただきました。お客様から機器お持ち込み時にうかがっていたデータ、それ以外にもいくつかのファイルをピックアップしていただき取得できたデータの確認を行っていただきました。お客様より復旧作業成功と判断をいただくことが出来たため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より：HD-LL1.0U3-BKEのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

モーター破損による重度障害は、対応件数的にはかなりのレアケースとなりますが、データが保存されているディスクの換装作業が発生するため、作業難易度としてはかなり高い作業となります。問題なく換装作業が成功することがほとんどなのですが、換装作業を行ってから状態の診断作業を開始するため、ヘッド破損など複数のトラブルが潜在的に発生していると、部品交換作業が追加されるため、想定している作業期間の長期化が発生することがあります。また、パソコンに詳しい方々に気を付けていただきたいことが、モーターの回転が確認できないハードディスクは長時間の通電は絶対に行わないでいただきたいです。モーターの構造的な話になるのですが、通電が行われている状態で、モーターの回転がないと、一気に発熱し、火災につながるリスクがあります。モーターの回転が確認できないハードディスクは確認した時点からは通電を行わず、クイックマンなどのデータ復旧専門業者へご満天星いただきますよう、お願いいたします。