データ復旧事例

【兵庫県庁エリアよりデータ復旧事例】納期寸前でアクセス出来なくなったポータブルHDDから即日データ復旧に成功！（神戸市中央区　WEB関連企業）

投稿日：2024.11.12 更新日：2024.11.12

メーカー：東芝製
型番：CANVIO HD-TPA1U3-B　容量：1TB
症状：フォーマットを求められる
障害：論理障害
期間：即日

兵庫県庁エリアよりデータ復旧事例　お問合せ内容

県庁前駅付近でWEB関連の仕事をされているお客様から、東芝製外付けHDD「CANVIO HD-TPA1U3-B」に関するデータ復旧依頼をいただきました。お客様は日頃、重要な映像や画像、WEBサイト関連のデータをHDDに保存し、打ち合わせでも頻繁に利用していました。しかし、ある日、読込みが遅くなり、PCがフリーズ。強制再起動後、「フォーマットが必要」との表示が出てしまい、データにアクセスできなくなりました。すぐに対応できる事業者を探しており、弊社の即日対応が決め手となりご連絡をいただきました。納期も1～2日での復旧をご希望されていました。

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兵庫県庁エリアよりデータ復旧事例　診断結果：本体基板の障害と判断

お客様から持ち込まれたHDDをデータ復旧専用機器に接続し、初期診断を実施しました。結果として、物理的な損傷は確認されず、ファイルシステムの損傷による論理障害と判断しました。これは、過度なデータアクセスや突然の電源断で発生することが多く、HDDのデータ構造が正常に認識されなくなる状態です。パターン解析を用いてデータ復旧プロセスを行い、損傷したファイルシステムの構造を解析しました。損傷の状況から、データ全体の復元可能性が高いと見込まれました。

兵庫県庁エリアよりデータ復旧事例　復旧作業

初期診断で論理障害と確認後、弊社の復旧技術を駆使し、迅速な作業を開始しました。データ復旧専用機器を用い、HDDの内部データを丁寧にスキャン。スキャン中、特定のセクタで若干の読み込みエラーが発生しましたが、再試行を行いデータの回収を行いました。この過程で、すべてのセクタを確認し、800GBほどのデータを取得。パターン解析を行い、映像、画像ファイル、WEB関連データは全て抽出可能な状態であることが判明しました。特に大事なファイルについては、ファイル名やフォルダ階層の一部が崩れていましたが、元データにほぼ忠実な形で復旧できました。データ整合性の確認作業を行い、納品用媒体へ復旧データを確保しました。

兵庫県庁エリアよりデータ復旧事例　作業結果

夕方までに復旧したデータ量は約800GB。お客様と共に重要ファイルの動作確認を行いました。一部、ファイル名やフォルダ構造の一部が変更されているものの、映像や画像をはじめとする重要なWEB関連データはすべて復旧されていることを確認。お客様は、「最悪の事態を想定していたが、重要なデータが無事に戻り、非常に助かりました」と高い評価をくださいました。データの完全性と使い勝手についても、復旧後の確認に大変満足されたご様子で、今後の業務への影響も最小限に抑えることができたと安堵されていました。

兵庫県庁エリアよりデータ復旧事例　技術員より

今回の復旧を踏まえ、データの紛失を防ぐためのアドバイスを致しました。まず、外部HDDに依存したデータ管理はリスクが伴いますので、定期的なバックアップを推奨します。クラウドストレージを利用した多重バックアップや、RAID構成を持つNASの導入も一案です。また、突然の電源断はファイルシステムに影響を与えることが多いので、HDDのアクセスランプが消灯している状態での抜線を行うようにして下さい。加えて、読み込みが遅くなった段階で早めに専門家に相談することも、深刻なデータ損失を防ぐ有効な手段です。