クイックマンからのお知らせ
Seagate(シーゲイト)のHDDからデータ復旧方法 F3シリーズのHDDには要注意!
Seagate(シーゲイト)とは世界的なHDDのメーカーで
一般向けのPCや外付けHDDに内蔵される低価格なHDDのモデルからNAS向けのHDDモデル、
サーバー向けのHDDモデルまで幅広く展開しています。
データ復旧クイックマンでも日々多くのデータ復旧のご依頼をいただいておりますが、
ご依頼いただく機器のうち半分ぐらいにSeagate(シーゲイト)製のHDDが内蔵されています。
HDDの各メーカー、ブランド、モデル、普及率によってご相談件数は当然偏りがありますが、
そんな中でも数多くご相談いただくSeagate(シーゲイト)製HDDの復旧について解説いたします。
【モデルとそれぞれの特徴】
Seagate(シーゲイト)製のHDDには下記のようなモデル(用途)があります。
■BarraCuda(バラクーダ)
一般的なパソコンや外付けHDDに内蔵されるモデルです。
■FireCuda(ファイアクーダ)
ゲーミングパソコンに内蔵さえる高速なHDDモデルです。
■SkyWawk(スカイホーク)
ネットワークビデオレコーダー・監視カメラで使用される大容量・高信頼性のモデルです。
■IronWolf(アイアンウルフ)
NAS向けの高耐久性・高信頼性のモデルで、24時間稼働を前提とされています。
■Exos(エクソス)
大規模NAS・サーバー向けで大容量・高耐久性・高信頼性のモデルです。
【Seagate(シーゲイト)製HDDのトラブルでよくある症状】
症状①:パソコンが起動できなくなった 黒い画面で「No Device」と表示されている
診断結果:パソコン内蔵HDD(Seagate製)に物理障害が発生
データ復旧:専用機器でHDDのクローン作業を実施、物理障害を解消したクローンHDDを解析することでデータ復旧に成功
症状②:外付けHDDから異音がなっていて、認識しなくなった
診断結果:3.5インチ外付けHDDに内蔵されているHDD(Seagate製)に重度な物理障害が発生
データ復旧:クリーン環境で故障している磁気ヘッドを適合するドナーパーツに交換する作業を実施、
交換作業に伴うデータ読み取りの設定値調整を実施することで復旧に成功
症状③:他社で重度の物理障害、復旧作業を試みたが復旧できなかった
診断結果:他社で磁気ヘッド交換を実施したが、「スクラッチ傷」があることにより復旧不可、
初期症状はHDDから「カチカチ」という異音が鳴って認識しなくなったとのこと
データ復旧:HDDの内部を確認した結果、複数のプラッタでスクラッチ傷が発生していることを確認
磁気ヘッド交換を実施し、スクラッチ傷部分以外のデータを抽出することで6割ほどのデータ復旧に成功
症状④:他社で重度の物理障害、復旧作業を試みたが復旧できなかった
診断結果:他社で磁気ヘッド交換を実施したが、「スクラッチ傷」があることにより復旧不可、
初期症状はHDDから「カチカチ」という異音が鳴って認識しなくなったとのこと
データ復旧:HDDの内部を確認した結果、複数のプラッタでスクラッチ傷が発生していることを確認
磁気ヘッド交換を実施し、スクラッチ傷部分以外のデータを抽出することで6割ほどのデータ復旧に成功
症状⑤:HDD4台RAID5で構成されているNASで2台のHDDが異常になりデータアクセスできない
診断結果:NASに内蔵される4台のHDD(全てSeagate製)のうち
1台に軽度な物理障害、もう1台は重度な物理障害が発生しRAID再構成不可
データ復旧:RAID5なので3台のHDDがあれば復旧は可能ですが、軽度な物理障害のHDDの処置後に
RAIDを再構築しても2年以上前の古いデータしか確認できませんでした。
重度な物理障害が発生しているHDDの処置を実施し、4台すべてでRAIDを再構築することで
アクセスできなくなった日時までのデータ復旧に成功
【BarraCuda(バラクーダ)F3シリーズからのデータ復旧】
データ復旧クイックマンでは一般向けであるBarraCuda(バラクーダ)モデルの
HDDを一番多くご相談いただきます。
そのBarraCuda(バラクーダ)モデルの中でもF3シリーズと呼ばれるHDDは復旧難度が高いです。
ご相談内容の中には
「他社のデータ復旧業者で復旧対応不可と言われた」
というご相談も多くあります。
ですが、データ復旧クイックマンはお客様の大切なデータを簡単に「対応不可」としない
諦めない姿勢 からうまれたノウハウにより
BarraCuda(バラクーダ)モデルのF3シリーズからでもデータ復旧に成功しております。
F3シリーズは「安価で大容量であること」が目的であり、
他モデルの同容量のHDDと比べディスク枚数が少なく、
データの記録密度が高くなっています。
そのため、データ復旧が必要な故障が発生した際に
他メーカーのHDDと比べより深刻な重度物理障害となっていることが多いです。
通常の重度物理障害ではデータの読み書きをおこなう磁気ヘッド故障が発生しており、
データ復旧作業でHDDを分解し磁気ヘッドパーツの交換をおこないます。
そうすることでデータが読み出せるようになりデータが復旧できます。
しかし、F3シリーズではディスク(プラッタ)のスクラッチ(傷)や磁性体剥離が発生することが多いです。
そうなると一般的なデータ復旧業者では「復旧対応不可」と判断されますが、
データ復旧クイックマンではディスク(プラッタ)上に発生しているスクラッチ(傷)の場所や深さにより
データ復旧の作業手順を変えることにより部分的なデータを復旧することが可能です。
【まとめ】
①Seagate製のHDDは一般向けのPC用~大規模なストレージサーバー向けのHDDまであります。
②Seagate製HDDのBarraCuda(バラクーダ)でF3シリーズのものは
データ復旧業者でも復旧難度が高いため要注意です。
③他社のデータ復旧業者で復旧不可となったSeagate製HDDでも復旧できる可能性はあります。
どうしても諦めきれないデータがある場合はクイックマンにご相談ください。
【データ復旧クイックマンとは】
データ復旧クイックマンとは、
お客様の大切なデータをできる限りリーズナブルな価格でお救いすることをモットーに
大手データ復旧企業より独立した技術者集団です。
パソコンやHDDでは、累計5000件以上の復旧実績のあるエンジニアも在籍しており
ソフトウェア障害、ハードウェア障害の両面で技術力には自信があります。
どうしてもあきらめることのできないデータやシステム環境がある場合は、是非クイックマンにご相談ください!
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