データ復旧事例

【浅草受付店よりデータ復旧依頼】通電しない！突然起動しなくなったLANDISKからデータ復旧に成功！（東京都台東区　商社）

投稿日：2024.10.30 更新日：2024.11.05

メーカー：I-O DATA製
型番：LAN DISK Z HDL-Z2WP2I　容量：1TB×2
症状：通電しない
障害：RAID障害
期間：4日間

【浅草受付店よりデータ復旧依頼】お問合せ内容：出社すると通電してなかった

台東区浅草駅近くにある商社のお客様から、I-O DATA製のLAN DISK Z (HDL-Z2WP2I) の復旧依頼をいただきました。容量は1TB×2のRAID構成で、請求書・注文書・納品書・見積書などの重要な業務データが保存されていたそうです。
ある朝、出社すると機器が全く起動しておらず、近くで持ち込める信頼できる復旧業者を探し、浅草駅にすぐ近くの浅草受付店を知って頂き弊社にご連絡をいただきました。
納期については「急ぎではないが、なるべく早くデータ復旧できると助かる」とのご希望で、できる限り迅速なデータ復旧をお約束しました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

【浅草受付店よりデータ復旧依頼】診断と結果報告：本体電源基板の故障およびRAID崩壊

お預かりしたLAN DISKはRAID1構成で、本体を診断したところ「電源ユニットの故障」の可能性が判明。幸いにもHDD自体には物理的な損傷やデータ破損は見られませんでした。
HDDの状態を確認するため、データ復旧専用機器を使い個別に診断を実施。どちらのHDDも正常に動作することを確認し、仮想RAIDの再構築によるデータ復旧の方針を決定しました。物理的な故障ではなかったため、データがほぼ完全に復旧できる見込みが立ち、お客様にも安心していただきました。

【浅草受付店よりデータ復旧依頼】データ復旧作業の様子

まず、HDDを一台ずつデータ復旧専用機器に接続し、仮想RAIDの再構築を行いました。RAID1はミラーリング構成のため、片方のディスクが正常であれば復旧が比較的スムーズに進みますが、念のため両方のディスクから同じ内容を取得し、安全性を確保しました。
再構築後、データを確認したところ、請求書や注文書などの重要な書類が全て問題なく復元されていました。その後、復旧したデータを新しい納品用ハードディスクに移し、お客様がリモートで確認できる環境を整えました。

【浅草受付店よりデータ復旧依頼】作業結果とお客様の声

お客様にリモートツールで復旧データの確認を行っていただきました。請求書や注文書など業務上欠かせない全ての書類が正常に開くことを確認し、「重要なデータが無事に戻って本当に助かった」との嬉しいお言葉をいただきました。
特に、業務に直接関わる書類が迅速に確認できたため、社内業務への影響が最小限に抑えられたことにご満足いただけたようです。納品用のハードディスクも無事に発送し、案件は無事に完了しました。

【浅草受付店よりデータ復旧依頼】技術員より

LAN DISKのようなNASを安全に運用するためには、定期的なバックアップを行うことが何より重要です。RAIDはあくまで耐障害性を高める仕組みであり、データの安全を完全に保証するものではありません。また、NAS本体のメンテナンスやUPSの導入も予防策として有効です。
さらに、突然のトラブルに備え、業務に必要な最小限のデータをクラウドにバックアップする方法もおすすめします。予防策を講じることで、より安心して機器をお使いいただけます。