データ復旧事例
【TVで紹介】壊れないと思っていたポータブルハードディスク(TS1TSJ25M2)からのデータ復旧(高知県高知市 建設業)
メーカー:Transcend製
型番:TS1TSJ25M2
お客様からの症状:パソコンで読み込まなくなった
障害:物理障害
期間:4日
お客様より:データが見れなくなりました。
10年以上は使っていたと思います。特に使用している中でこれといって困ることもなかったため、壊れたら買い替えようと考え使い続けていました。移動中の空き時間で行いたい作業があったため、TS1TSJ25M2に保存しているデータの編集を行おうとしたのですが、パソコンで読めなくなってしまいました。会社に戻ってデスクトップに繋いでみても中身を見ることが出来ません。エクセルと写真とPDF、少しAuto-CADデータがあったと思います。突然壊れてしまって困っているのでデータの取り出しをお願いしたいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:データ復旧専用機器での作業が必要な状態であったため、物理障害での対応となります。
データ復旧専用機器にてTS1TSJ25M2の初期診断を行ってみたところ、起動から認識、制御情報へのアクセスには特にこれといった不具合はありませんでしたが、データ領域内へのアクセスを行った際にデータの読み書きができなくなっている不良セクタが周期的に発生していることを確認しました。専用機器を使用してのクローン作業を行ってデータ復旧を行っていく必要があるため、物理障害での対応を行うことにしました。
TS1TSJ25M2のデータ復旧作業にチャレンジです
データ復旧専用機器にてクローン作業を開始すると、ほどなくして不良セクタの発生を確認しました。セクタ情報を読み出す状況を見ながら進捗を監視していると、特定のヘッドから読み出す領域に差し掛かった際に不良セクタの発生があったため、不良セクタが見つかっていないヘッドから読み出せる領域を先に全領域読み出しを行ってから傷が入っていると思われるヘッド部分の領域情報の取得を行うことにしました。クローン作業の結果、全体領域の99%程度を取得できたため、負荷調整を行って、不良セクタとなっている領域に対して再度情報の読み出しを行ってみました。最終的に99.98%程度の領域の取得に成功できたため、作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみることにしました。データ領域内へのアクセスを行ってみたのですが、フォルダやファイルの存在を確認することが出来なかったため、解析作業を行って確認できたデータすべてを取得しました。取得できたデータをランダムに選択してオープン確認を行ってみたところ50ファイル選択した中で、3ファイルの破損を確認しました。
復旧作業結果:TS1TSJ25M2からのデータ復旧に成功!
取得できたデータのリストを作成し、お客様に確認作業を行っていただきました。フォルダ情報の一部で名称が変わっていたところもありましたが、フォルダ構成については問題ないと思うとのことで、リスト上にあるファイルを10ファイル指定いただきオープン確認を行ってみました。オープン確認を行った結果、選択したデータすべて正常に開くことが出来たため、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より:TS1TSJ25M2のトラブルはデータ復旧クイックマンまで!
不良セクタの発生する領域によっては、今回のようにフォルダ構成の情報が正常に読み出すことが出来なくなってしまう場合もあります。フォルダ自体の欠落が発生していることをあるため、データリストをご提供させていただいた場合は、フォルダの構成も含めて確認を行っていただくようにお願いをしております。データリストでの確認を行っていただく場合は、ファイルを開いての確認が出来ないため、オープン確認を希望されるファイルを指定いただいてオープン確認依頼を行っていただくことも可能です。万が一の機器トラブルの際は、フリーダイヤルよりクイックマンへご相談ください。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった高知県のお客様にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン高知受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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