データ復旧事例

【TVで紹介】データが見れなくなった古いランディスクからデータ復旧成功！（山口県宇部市　個人の方）

投稿日：2024.10.17 更新日：2024.10.17

メーカー：アイ・オー・データ製
型番：HDL4-X4/TM3
お客様からの症状：データが見れなくなった
障害：論理障害
期間：2日

お客様より：ディスク交換を行いながら使用してきたが、とうとうデータが見れなくなりました。

サーバーで使用しているのですが、使用を開始してすでに2回のディスク交換を行っていました。先日とうとう3台目のディスク交換が必要なエラーが発生していまいデータが見れなくなりました。データの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：使用されているハードディスクの1台から物理障害の発生を確認したため、物理障害での対応になります。

データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみたところ、1番のディスクで物理障害の発生を確認しました。残りの3台のディスクからは障害の発生を確認しませんでしたが、物理障害に対するケアを行ってからでなければデータ復旧が出来ない状態であったため、物理障害での対応を行うことにしました。

HDL4-X4/TM3のデータ復旧作業にチャレンジです

物理障害が発生している1番のディスクに対して、データ復旧専用機器にてクローン作業を行ったところ、全体領域の99.9%程度の情報の取得に成功しました。作成したクローンディスクと残りのハードディスクとでRAID6の再構築を行ってみると、データ領域内にフォルダやファイルの存在が確認できたため、確認できたデータの一時取得を行いました。取得できたデータから、エクセルとPDFのファイルをそれぞれ30ファイルずつピックアップしてオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できたため復旧作業成功と判断しました。

復旧作業結果：HDL4-X4/TM3からのデータ復旧に成功！

取得できたデータのリストを作成してお客様に確認を行っていただきました。復旧作業成功と判断できる状態ではありましたが、念のためにお客様にいくつかのファイルをデータリストからピックアップしていただき、ファイルのオープン確認を行ってみたところ、選択いただいたファイルはすべて正常に開けることが確認できました。作業の結果から99%以上のデータの復旧に成功できたと判断しています。

担当技術者より：山口でHDL4-X4/TM3のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

1番で使用されているディスクで障害が発生すると、他のディスクのみを使用してのRAIDの再構築が正常に行えない場合があります。そのような場合は、RAIDを構成しているディスクの台数を合わせて再構築する必要があります。不良セクタの発生があると、データの存在やパーティション情報の再構築ができなくなってしまっている場合があり、さらに解析作業を行ってデータを復旧させていきます。こうすればこうなるといった定まった形があるわけでなく、作業を進めていく中で最適解を模索しながらデータ復旧を行っていくため、場合によっては想定以上に時間を必要とする場合があります。お客様の大切なデータをできる限り取り戻すための作業となるため、ご理解をいただきますよう、お願いいたします。