データ復旧事例

【TVで紹介】緊急対応アイ・オー・データ製外付けハードディスクデータ復旧実績！（広島県広島市　法人様）

投稿日：2024.10.15 更新日：2024.10.15

メーカー：アイ・オー・データ製
型番：HDJ-U1.0B
お客様の状況：ディスク交換に失敗した
障害：重度物理障害

お客様より～HDJ-U1.0Bからのデータがすぐにでも必要！出張先ですぐに対応可能な業者を探していた～

出張で先週から大阪に来ているのですが、データ保存用で使用しているHDJ-U1.0Bが突然使用できなくなりました。出張自体は今月いっぱいまでなのですが、保存していたデータの一部はバックアップがないため、会社から送ってもらうこともできず、今週末までには納品が必要なデータです。主にCADデータなのですが、エクセルやPDFのデータも保存しています。何とかデータを取り出していただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～HDJ-U1.0Bからのデータ復旧は可能～

心斎橋本店へ障害機器をお持ち込みいただき、データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみたところ、起動から認識、制御情報へのアクセスについては特に問題は発生しなかったのですが、データ領域内へのアクセスを行った際にデータの読み書きを行う複数あるヘッドの内の一つからの情報を全く読み出せなくなっていました。このままの状態でデータ復旧を行っても、復旧成功率は著しく低くなるため、重度物理障害での対応でヘッド交換を行ってデータ復旧を行う必要があると判断しました。

HDJ-U1.0Bの復旧作業にチャレンジです

排風してのヘッド交換を行う前に、正常に稼働しているヘッドから読み出せる限りの情報の取得を行ってみると、全体領域の80%近い情報の取得に成功しました。その後ハードディスクの開封を行ってヘッド交換を行い、データ復旧専用機器にて状態の確認を行ってみたところ、読み出すことが出来なかった領域の情報取得を行うことが出来たため、そのまま再度クローンs業を行ってみたところ、全領域の情報の取得に成功しました。作成したクローンンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在が確認でき、ランダムにファイルのピックアップを行ってオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業の結果～HDJ-U1.0Bからの復旧率は99％以上～

データ復旧作業が完了できたため、お客様に作業用のノートパソコンから取得できたデータの確認を行っていただきました。特に緊急度の高いデータを優先的に確認していただいたところ、無事にデータ復旧が成功できているとのことでしたので、この時点では、優先的に必要な数ファイルを先行納品データとしてお渡ししました。納品用媒体へクローンディスクのデータをすべて移行させ、日を改めて復旧データとして全データのお渡しを行いました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～HDJ-U1.0Bのトラブルはクイックマンにお任せください！～

重度障害のほとんどはヘッドの稼働不良による異音の発生ですが、ヘッドの稼働不良の中には今回のように複数ある読み書きを行うヘッド部分の一部が破損する場合もあります。正常に認識できていて、一部のデータがアクセスできても、それ以外はアクセスできなかったりということがあります。また、データがハードディスクに書き込まれる際には、複数のディスク上に分散されて情報が書き込まれることがほとんどで、一部のディスク面の情報が読めなくなると、もともと保存しているデータのほとんどが読めなくなることもあります。こればかりは、専用機器を通しての診断を行わなければわからないことですので、まずは、障害が起きてしまった機器については無料の初期診断を利用いただいて、障害状態をご理解いただくことが、大切なデータを取り戻すための第一歩となります。ぜひ一度ご相談ください。