データ復旧事例

【亀有受付店データ復旧事例】ケーブル抜線後接続できないバッファロー製NAS 「リンクステーション」からのデータ復旧に成功（東京都港区　映像制作業）

投稿日：2024.11.08 更新日：2024.11.08

メーカー：バッファロー製
型番：リンクステーション LS520D0402G　容量：2TB×2
症状：認識されない
障害：RAID障害
期間：2日間

【亀有受付店データ復旧事例】お問合せ内容

葛飾区で映像制作業を営むお客様からのお問い合わせがありました。亀有駅近くでデータ復旧対応している店舗を探し、持ち込み可能な店舗として当社をご訪問いただきました。お客様は、バッファロー製リンクステーション（LS520D0402G）を社内の共有ファイルサーバーとして使用しており、保存領域は2TB×2。重要な素材データや完成した映像プロジェクトが保管されていました。今回の問題は、起動中に誤ってコンセントが抜け、それ以降機器が認識されなくなったことです。迅速な対応が求められ、1週間以内の納期を希望されました。

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データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

【亀有受付店データ復旧事例】診断結果

当社の技術チームはデータ復旧専用機器を使用し、LS520D0402G内蔵のHDDを慎重に診断しました。診断の結果、物理的な損傷は確認されなかったものの、突然の電源消失が原因でRAID構成の崩壊が起きていることが判明しました。RAIDが崩壊すると、通常の手段ではデータにアクセスすることができなくなるため、専用の技術が必要です。この状態では、複雑なRAID再構築プロセスを実施しなければデータ復旧が困難な状況と判断しました。

【亀有受付店データ復旧事例】復旧作業

診断後、当社は直ちに復旧作業に取り掛かりました。まず、RAID復旧の初期処置として、内蔵HDDを専用機器に接続し、仮想RAIDの再構築を行いました。この工程は、専用機器上で元のRAID構成を再現し、データの損失を最小限に抑えるために不可欠です。再構築中、HDD内のデータブロックをスキャンし、正しい配列を見つけて仮想的に復元。スキャンと再配置のプロセスには高度な技術が必要で、経験豊富な技術者が細部にわたりチェックを行いました。仮想RAIDの構築が成功すると、必要なデータ領域が確保され、別の外付けHDDへとデータを転送し、安全に保管しました。作業は計3日間を要し、お客様の納期内にデータ復旧が完了しました。

【亀有受付店データ復旧事例】作業結果：全てのデータが正常である事をリモートで確認

復旧作業完了後、リモートでお客様にデータ確認をしていただきました。素材データ、完成済みの映像データ、プロジェクトファイル等の重要な出たが復旧できている事を確認頂き、大変ご満足いただけました。「一度はデータを失ったかと不安でしたが、迅速で確実な対応のおかげで無事に業務を再開できます」と、お客様は安堵の表情で感謝の言葉をいただきました。当社としても、期限内に大切なデータを無事にお戻しできたことを誇りに思います。

【亀有受付店データ復旧事例】技術員より

今回のような予期せぬ電源切れによるRAID崩壊を防ぐために、専門家からいくつかの対策を提案いたします。まず、UPS（無停電電源装置）の導入を推奨します。これにより、停電や電源トラブルの際でも安定した電力供給が可能です。また、定期的なバックアップの実施をお勧めします。特に外部HDDやクラウドストレージを使用することで、万が一のデータ損失リスクを軽減できます。さらに、RAID構成自体はデータ保護の一環ですが、誤操作や外的な影響による障害には十分な注意が必要です。日常のオペレーションを改善し、信頼性の高い環境で作業することが重要です。