データ復旧事例
QNAP製NAS:TS-251 の即日出張でのデータ復旧事例(物理障害 アクセスできない 大阪市西区 サービス業)
メーカー:QNAP(内蔵:Seagate社製)
型番:TS-251 (内蔵:ST4000DM004 )
構成:4TB×2台構成、RAID1(ミラーリング)
症状:NASにアクセスできない
障害:物理障害
期間:3日程度
お客様より
事業所内で共有サーバーとして利用しているQNAPのNASが午前中までは普通に使えていたのに午後から急に利用できなくなりました。これまでも急に読み込みが遅いことなどはありましたが、QNAP事態を再起動すると問題が解消されていたのでそのまま利用していました。RAID1でしたのでどちらのハードディスクにも同じデータがあるはずなのですが、どちらにもアクセスできていないようです。日々の業務に利用しているデータが入っているので支障が出ています。また社員全員で利用していた為、すぐに必要なデータがいろいろな階層に分かれているので、何とかSHAREフォルダ内のデータ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
今回特急での対応をご要望頂きましたのでデータ復旧専用機器を持ち込んでまずは診断を行いました。RAID1で構成されているNASとの事で内蔵ハードディスクに専用機器を接続し診断しました。2台のハードディスクに普通のパソコンなどでは認識できない、不良セクタを確認する事が出来ました。また2台のハードディスク内のデータ容量が違う為、うち1台はすでに壊れており、2台中1台のハードディスクで動作していたと考えられます。診断結果をお客様にお伝えし、作業内容にご了承頂いたので作業を進めていきます。
復旧作業にチャレンジです
時間がかかる作業になるのでいったんハードディスクをお預かりし、初期診断でより新しいデータが確認できたハードディスクのクローンを作成していきます。不良セクタはハードディスクのデータ領域すべてに発生しているわけではないので、まずは問題のないデータ領域からクローニングをすすめます。その後、読取りの値を調整しながら負荷を上げ、精度の高いクローニングを行います。4TBと容量がある為時間がかかりましたが、一部読み取れないセクタはあったものの99.9%以上の高い精度でクローン作製する事が出来ました。次にクローンハードディスクをソフトウェア上でRAID1構成を行います。。ソフトウェア上でのRAID構成も問題なくできたのでSHAREフォルダのデータ確保を行いました。確保したデータからランダムに30ファイル開いた所30ファイル開くことが出来ました。
復旧作業の結果
お客様に来店時、実際に必要なデータをいくつかピックアップして頂き開いて頂いた所問題が無く開くことが出来たのと事でしたので。確保した復旧データを納めさせて頂きました。
担当技術者より
RAID1での構成は2台で全く同じデータを保管する冗長性の高い構成になります。しかし今回の場合気づかない内に1台のハードディスクに不良セクタが発生していた為動いておらず、1台のハードディスクだけで動いていたと思われます。問題なくアクセスできる場合でも、NASを定期的に確認し、メンテナンスをすることをお勧めします。
まとめ
アクセスできなくなったQNAP製NAS:TS-251からのデータ復旧がクイックマンは可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
データ復旧クイックマン 心斎橋本店
大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F
データ復旧クイックマン 梅田店
大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル2F
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