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神戸市北区データ復旧事例：停電後、起動できない販管システム用サーバーの緊急データ復旧に成功(神戸市北区卸売・小売業)

2024.08.21

メーカー：DELL製
型番：PowerEdge T330 容量：2TB×4
症状：アクセスできない
障害：RAID障害
期間：3日間

神戸市北区データ復旧事例　お客様より：ネットワークの切替工事の時にサーバー電源を切り忘れてしまい、その後起動できない

神戸市北区のお客様より緊急のデータ復旧依頼でご連絡を頂きました。

社内で販売管理システムを動かしているDELLのPowerEdge T330を、社内のネットワーク切替工事の際に事前に電源を切り忘れてしまったそうです。工事が終わり販管システムにアクセスできない事に気付き、PowerEdgeが起動していない事を知りシャットダウンしていなかった事に気付かれたそうでした。

その後電源を入れるも電源自体は入るもののWindowsServerが起動せず。業者に来てもらうも対応できない為、業者経由で復旧業者に確認すると即日の対応はできず郵送対応との事だったそうです。

そこでクイックマンをネットで見つけてご連絡下さいました。

PowerEdgeの内蔵HDDが持出し可能であれば、データ復旧専用機器の準備にもお時間頂く事になるので、直接お持ち込み頂く方が少しでも時間のロスを減らす事が出来るとお伝えすると、当店にお越し頂ける事になりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

神戸市北区データ復旧事例　診断結果：RAID崩壊の為、OSが起動できていない事が判明

お客様にPowerEdgeの内蔵HDDをお持ち頂きました。

サーバーの構成についてお伺いすると、2TBのHDDを4台接続されており、RAID６で構成されているとの事でした。このRAID上にOSも販管システムもあるとの事で、OS領域と販管システムでパーテーションを分けてご利用されているとの事でした。

内蔵HDDをPowerEdgeから取り出しデータ復旧機器で1台ずつ診断した所、1～4番全てのHDDは物理的な障害は確認できませんでした。電源消失時に発生したRAID崩壊と診断を致しました。PowerEdgeの内蔵HDDをに対しRAID障害の処置を行う事でデータ復旧できる可能性がある事をお伝えしました。

販管システムが動かないと業務が出来ない為経営に影響が出てしまう事から、特急対応でのご注文を頂きました。

神戸市北区データ復旧事例　復旧作業：販管システムのデータベース情報の復旧に成功

まず初めにPowerEdgeの内蔵HDDを1番から4番まで順番に専用機器に接続し、専用機器上で仮想RAIDを再構築します。

次にRAID内のパーテーションが1TBと3TBで分けられていたのでそれぞれを納品用HDDに確保する事が出来ました。

データの量としてはOSのパーテーションは100GB弱、販管システムのパーテーションも1TB未満でしたが、ファイル数が多いのか思ったより完了までの時間は掛かったものの、確認できた全てのデータを確保する事が出来ました。

お客様及びシステム業者のご担当様にデータを確認頂く事になりました。

神戸市北区データ復旧事例　作業結果　データベース情報を新たなサーバー環境で引き継げることが判明

ご来店頂き、全データの確認をお願いしました。

OS側のパーテーションには特に重要なデータはないとの事でシステム側のパーテーションを確認頂きました。

販管システムのデーターベース情報ですが、当店でデータとして復旧出来たもののその中身が正常に動作するかは分からない為、確認して頂いている間も非常に緊張しました。システムの担当者間より「問題ないです、移行可能なデータベース情報です」と言われた時にはお客様から「本当に助かりました」と喜んで頂く事が出来ました。

確保したデータを保存したHDDをお渡しし案件終了となりました。