データ復旧事例

【TVで紹介】緊急対応 10年以上使用していたQNAP製NAS(TS-469)からの復旧成功（大阪市北区　製造業）

投稿日：2024.08.20 更新日：2024.08.20

メーカー：QNAP製
型番：TS-469
お客様の状況：データが見れなくなった
障害：物理障害
期間：48時間以内

お客様より～TS-469がパソコンからアクセスができなくなった！～

会社のサーバーとして使用しているものです。社内施設の計画停電があったのですが、それ以降データアクセスができなくなっています。調子が悪くなったら買い替えようということで使用を続けていたのですが、突然使用できなくなり、社内の業務が完全に止まってしまっています。見積もりのエクセルやCADデータが最重要で本当であれば持ち込みたいのですが、現状で持ち込みができるものがいないので今すぐにでも出張での対応を行ってくれる業者を探していました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～TS-469からのデータ復旧は可能～

まずは訪問での診断の案内を行い、診断の結果次第ではお預かりが必要であることを了解いただいたうえで、診断用機材を持ち込んで、TS-469にて使用されているハードディスクの診断を行ってみました。初期診断の結果、使用されていた4台のハードディスクからは物理的な障害は見つからなかったのですが、4台ともデータ領域へのアクセス確認時に挙動が不安定になることがあったため、4台すべてのハードディスクに対して安全にデータ復旧を行っていくためクローン作業が必須であると判断し、物理障害でのデータ復旧作業を行うことにしました。

TS-469の復旧作業にチャレンジです

専用機器にて4台のハードディスクに対してクローン作業を行ってみたところ、ほんのわずかですが、3番のハードディスクに不良セクタの発生を確認しました。それ以外の3台のハードディスクからは不良セクタの発生もなく、全領域の情報取得に成功しました。作成したクローンディスクからRAIDデータ復旧専用機器にてRAID5の再構築を行ってみたところ、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。フォルダの構成を確認していくと、お客様より最優先でデータ復旧を希望されているCADデータのフォルダが見つかったため、取り急ぎファイルの一時取得を行って、ファイルのオープン確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果～TS-469からの復旧率は99％以上～

CADデータのオープン確認を行っていただいている間に見積書や請求書の一部のデータに対しても取得を行い、オープン確認を行っていただいたところ、無事にデータ復旧が出来ているという判断をいただくことが出来たため、確認いただいたデータを先行納品データとさせていただき、未取得になっている全データの取得を行いました。全データの取得には2TBを超えるデータ量であったため、少々時間がかかりましたが全データの取得が完了できたため、取得データの最終確認を行っていただき、こちらのついても復旧作業成功と判断をいただけたため、データのお渡しを行いました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～大阪市でのTS-469のトラブルはクイックマンにお任せください！～

一般的な家電製品は何かしらの不具合が徐々に発生し使用ができなくなるということが多いですが、パソコンやサーバー、外付けハードディスクなどは突然使用できなくなることがほとんどです。また、5年以上使用されている機器については、正常に使用できていたとしても故障率は機器の劣化とともに上がっていくため、障害が発生する前に入れ替えを行い、バックアップもしっかりと行っていただくことで、事業継続上のリスクはゼロとまでは言い切れませんが、かなり低減させることが出来ます。持ち込みが厳しい状態であったり、セキュリティ上の理由で機器の持ち出しが難しい法人様でしたら、クイックマンのエンジニアが直接訪問して出張データ復旧サービスを提供することが可能です。機器トラブルの際は、ぜひクイックマンへご相談ください。