データ復旧事例

起動しなくなったIOデータ製NAS（HDL-T2WH）からのデータ復旧（アクセスできなくなった　重度物理障害　大阪市浪速区　医療法人）

投稿日：2024.08.05 更新日：2024.08.05

メーカー：IOデータ製
型番：HDL-T2WH
お客様からの症状：起動できなくなった
障害：重度物理障害
期間：4日

お客様より

クリニックの引越後からこのLANDISKが起動できなくなっていました。LANDISKの管理画面（LANDISKCONNECT）にもこの機種名が出てこなく、IPアドレスに直接アクセスしようとしてもつながらない状態でした。急ぎで復旧させたいため出張を希望しています。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果

データ復旧クイックマン心斎橋本店から診断機器を持ちお客様先にご訪問させていただきました。専用機器で内蔵されているHDDを診断した結果、通電しても全くHDDが動作しておらず通電できていない状態でした。HDDの制御基板が損傷していると考えられるため重度物理障害としてご提案させていただきました。

データ復旧作業にチャレンジです

お客様先ではパーツの手配・交換作業等、重度物理障害のご対応が困難なためHDDを一時お預かりさせていただくこととなりました。お預かりの際に秘密保持契約書を締結させていただき、情報漏洩のないことをお約束いたしました。復旧作業は心斎橋本店で実施し、問題なくデータを復旧することができました。

復旧作業結果

復旧結果をご確認いただくために再度お客様先にご訪問いたしました。確認の結果、データが問題なく戻っているとのことでしたので復旧データをご納品させていただきました。

担当技術者より

今回はHDDの制御基板の故障によりLANDISKが起動できない症状となっていました。HDDの制御基板が故障している場合、データ復旧専用機器や交換部品となるドナーHDDが必須となります。つまり、当社のようなデータ復旧の専門業者でないとデータの取り出しができません。制御基板が故障しているかどうかの判断としてはHDDに通電できるかどうかです。HDDに通電できる場合は中のディスクが回転する音がしますが、通電できない場合はそういった駆動音が全くないことが特徴です。