クイックマンからのお知らせ

姫路駅周辺データ復旧事例：自動リビルドに失敗！お持ち込み頂いたNASのデータ復旧に成功！(姫路市法人)

2024.07.26

メーカー：Logitec製
型番：LSV-5S8T/4CKWY5　容量：2TB×4
症状：HDD交換後にエラーが発生し修復できない
障害：RAID障害+物理省顔
期間：1週間

姫路駅周辺データ復旧事例＿お客様より：ディスクの交換し自動リビルド中に再びエラー発生

姫路市の法人様よりデータ復旧のご相談を頂きました。ご利用になられているNASのHDDを交換後、付属ソフトで自動リビルド実行し普段通り利用していた所、再度エラーが発生しデータに全くアクセス出来なくなったとの事でした。NASにアクセス出来ない事でたちまちお困りになく事は無いものの、1週間後には元請けに提出が必要なデータもある為、出来るだけ早い段階での復旧をご要望されていました。内蔵HDDとスロット番号を紐づけて頂きご郵送かお持込頂き診断が可能とお伝えすると、今からお持込頂ける事になりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

姫路駅周辺データ復旧事例_診断結果：リビルド中に既存HDDへの負荷で不良セクタ発生と判断

お客様が急いでお持ち込みになられました。ご利用になられていたNASはLogitec製NASのLSV-5S8T/4CKWY5と言う事でした。今回はHDDのみをお持ち込み頂きましたので、各HDDごとに診断を行います。取り付けられていたSlot順にデータ復旧専用機器に接続し診断を行った所、既存の2番HDDに不良セクタが発生している事が分かりました。交換したHDDを除いた3本の内1本が正常に動作できない為、RAIDが崩れてしまったと思われます。複合障害の処置を行う事で復旧できることをご案内し、特急プランでのご依頼を頂きました。早速作業に取り掛かります。

姫路駅周辺データ復旧事例_復旧作業：クローンディスクを作製し、仮想RAIDの構築を実施

まずは不良セクタが発生している2番HDDのクローン作製を行います。コンピュータは不良セクタなどの物理的な損傷が発生しているデータ領域を読み込めません。そこで物理障害が発生していないHDDに障害HDDのデータをクローニングし、元のHDDの複製を作ります。一般的に行われているクローニングは障害が発生したデータ領域をその周辺ごとデータを読み取らずにスキップする方法をとっています。その為精度の引くいクローン作製となってしまいます。クイックマンでは専用の設備をご用意しており、尚且つ熟練のエンジニアがHDDのデータの読取する部品である磁気ヘッドを制御しながら不良セクタ上のデータも丁寧に取得していきます。無事99.99%以上の精度でクローンディスクの作成を行う事が出来ました。次に専用機器上で仮想RAIDを構築していきます。1番HDDからクローンを含めた3番HDDで専用機器上でクローン作製を無事構築する事に成功しました。構築したRAIDの保存領域からお客様の保存データを別のHDDに確保していきます。お客様にご連絡をし再度データ確認にお越し頂ける様お願い致しました。

姫路駅周辺データ復旧事例_作業結果　重要なデータの復旧に成功

お客様にご来店頂きデータ確認を行っていただきました。ファイル数がかなり多いため全て確認頂くのは無理ですが、重要なデータを中心に見て頂いた所、確認したデータ全てが問題なく開く事が出来る事が分かりました。「助かりました」と嬉しそうに言って頂き私も安心致しました。確保データが入った納品用HDDをお渡しし、案件完了となりました。