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神戸兵庫データ復旧事例 – 熱くなってアクセス出来ない！？強制再起動させても状況が変わらないTeraStationからデータ復旧に成功(兵庫区建設業)

2024.07.11

メーカー：バッファロー製
型番：WS5400DN08S6　容量：２TB×4
症状：NASにアクセスできない
障害：RAID障害
期間：5日間

神戸兵庫データ復旧事例/お客様より：出社すると共有サーバーにアクセス出来ず

社内でご利用中のファイルサーバーに今日出勤すると接続できなくなっている事に気が付き、ファイルサーバーとして使っているTeraStationの様子を見てみるとランプが点灯して触ると異常に熱くなっていました。とにかくコンセントを抜き電源を落としました。少しTeraStationの温度が落ちたところで再度コンセントを接続し起動してみるも状況が変わらないコトに気付きました。業務に必要なファイルが保存されている為、早急にデータ復旧出来る事を希望しています。

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神戸兵庫データ復旧事例/診断結果：TeraStation本体が故障しRAID崩壊を起こしていると診断

お客様にご来店頂きTeraStationをお預りしました。お持込頂いたTeraStationはWS5400DN08S6で2TBのHDDが4台内蔵されているものでした。本体に電源を供給すると通電はするもののNasNavigatorからもアクセスする事は出来ず、本体が故障している事が分かりました。内蔵HDDを取出し、データ復旧専用機器で診断を行うと物理障害は発生していない様でした。専用機器を使ってRAID障害の処置を行う事でデータ復旧できる可能性があると診断をしお客様にお伝えしました。取り急ぎ必要なファイルがあるとの事でしたので、ファイルの階層やファイル名をお伺いし、そのファイルを先に復旧し先行納品させて頂く事になりました。

神戸兵庫データ復旧事例/復旧作業実施：専用機器で仮想RAIDを再構築する事に成功

TeraStation WS5400DN08S6内蔵HDDを全て専用機器に接続しRAID解析を行うとRAID5で構成されていた事が分かりました。そのまま専用機器を使い仮想RAIDを構築します。無事RAID5で再構築する事が出来たので、最重要ファイルをまずは先行納品用のHDDに確保しました。確保したファイルをオープン確認するとPDF・WORD・EXCEL・画像とすべて問題なく開く事が分かったのでお客様に先行納品しました。お客様より「これで業務を再開できる」と非常に喜んで頂けました。RAID内のデータ領域には3TB程のデータが保管されていました。全てのデータを別の納品用HDDに確保していきます。ファイル数がかなり多い為お時間は頂戴しましたが、無事全てのファイルを確保できましたので再度ご来店頂きデータ確認をして頂く様ご案内しました。

神戸兵庫データ復旧事例：復旧作業の結果　確認したデータ全てが問題なく開き、お預かりして5日間で納品

ファイル数がかなり多いので全てのデータを確認頂く事は出来ませんが、1時間ほどデータ確認を行って頂き確認された全てのファイルが問題ない事が分かりました。お客様より「これで問題ないです。」とお返事頂き確保した納品データをお渡しし案件終了となりました。お客様からこんなに早く復旧出来ると思わなかったと仰って頂き、お役に立ててよかったと思いました。

神戸兵庫データ復旧事例：担当技術者より　NASなど常に動作している機器の設置場所には注意を。

NASやルーターなどのネットワーク機器は常に動作し続ける機器になります。設置場所が空気に流れの無いような場所だと熱暴走を起こし正常に動作できない事があります。ネットワーク機器については再起動で復旧する事がほとんどですが、NASやサーバーなどは再起動後もRAID崩壊を起こして正常に動作しない事も今回のケースのように考えられます。設置場所は熱がこもらない様にして熱暴走で機器が動作しなくなるリスクを減らしましょう。