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神戸須磨データ復旧事例 – 動作不安定でネットワーク上にも認識されないLinkStationからデータ復旧に成功(須磨区個人ユーザー)

2024.07.09

メーカー：バッファロー製
型番：LinkStation LS220D0202G 　容量：2TB×2
症状：データにアクセスできない
障害：RAID障害
期間：約1週間間

神戸須磨データ復旧事例/お客様より：HDD交換後、アクセス出来なくなった

須磨区の個人ユーザー様よりLinkStationに関するご相談を頂きました。ご利用中のLinkStationのエラーランプが赤く点滅しており調べたところ1台のHDDが故障したようです。RAID1で構築されていたとの事で、マニュアルの手順に沿って交換を行いRAIDアレイの修復を行っていた所、LinkStationに全くアクセス出来なくなったとの事でした。メーカーサポートに確認すると既設のHDDも壊れてしまった為、RAIDアレイを修復する事が出来ないとの事でした。サポート担当によるとお時間頂くケースが多いとの事で出来るだけ早く保存しているデータが欲しい為、メーカーサポートへは依頼せずすぐに対応可能な当店にご連絡頂いたそうです。まずは診断させて下さいとご案内し、ご来店頂くのをお待ちしました。

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神戸須磨データ復旧事例/診断結果：既設HDDに不良セクタ発生を確認

ご来店頂き早速診断を行いました。お持込頂いたLinkStationはLS220D0202Gで2TBのHDDが2台内蔵されているものになります。既設のHDDは1番スロットに接続されているHDDとの事でした。データ復旧専用機器に接続をし診断をおこなうと、データ領域に不良セクタが発生している事が分かりました。HDD交換時に既設のHDDに負荷が掛かり物理障害を引き起こしてしまい、RAIDが崩れてデータ領域にアクセスできない状態と判断しました。既設HDDに物理障害の処置を施し、その後専用機器上でソフトウェアRAIDを構築しデータを確保する事で復旧可能と判断しました。

神戸須磨データ復旧事例/復旧作業実施：専用機器上でのRAID再構築に成功

まず初めに既設HDDのクローニングを行い、物理障害が無いHDDにデータをクローンします。専用機器に既設HDDを接続し、磁気ヘッドを制御しながらパラメーターを調整し精度の高いクローン作製を行います。時間は掛かりましたが無事99.99%以上の精度でクローを取る事が出来ました。次にクローンディスクを専用機器に取付けソフトウェアRAIDを構築し、RAIDアレイ内のデータ領域からデータを確保する方法で復旧をしていきます。無事クローンディスクでRAIDを再構築する事が出来ました。RAID内のデータ領域からデータを確保行います。お客様に連絡しデータ確認の為お越し頂く様ご案内いたしました。

神戸須磨データ復旧事例：復旧作業の結果　大事な写真データを復旧する事に成功

お客様に再度ご来店頂きデータ確認をして頂きました。今回、お母様のお祝いに今まで撮った家族写真でアルバムをプレゼントする予定でデータが必要だったとの事です。たくさんのお写真を時間の許す限り確認頂きましたが、確認頂きた画像すべて問題なく復旧できていたと喜んで頂けました。データ確保したHDDを納品し案件終了となりました。