データ復旧事例

【TVで紹介】パスワードでロックされてアクセスが出来ない外付けハードディスク(HD-PNF2.0U3-GBC)からのデータ復旧（広島県福山市　製造業）

投稿日：2024.07.08 更新日：2024.07.08

メーカー：バッファロー製
型番：HD-PNF2.0U3-GBC
お客様からの症状：データへのアクセスが出来ない
障害：物理障害
期間：4日

お客様より：パスワードを入力するとパソコンが固まります。

セキュリティの観点から社内で使用許可を取っていてデータの漏洩を防ぐためにパスワードが設定されているのですが、パソコンに接続してパスワードの入力までは問題なくできるのですが、パスワードを入力するとパソコンが固まって操作ができなくなってしまいます。エクセル、ワード、パワーポイント、PDF、画像データなどを保存しています。できるだけ早くデータを取り出していただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：ハードディスクからは周期的な不良セクタの発生による物理障害の発生を確認しました。

データ復旧専用機器にて初期診断を実施してみると、ハードディスクからデータの読み書きができない不良セクタの発生を確認しました。不良セクタが周期的に発生していることを確認し、傷が入ってしまっている可能性があり、フォルダやファイル破損が発生するリスクをご理解いただいたうえで、物理障害での対応を行うことにしました。

HD-PNF2.0U3-GBCのデータ復旧作業にチャレンジです

専用機器にてハードディスクのクローン作業を実施したところ、不良セクタが発生する領域の特定もできていたため、まずは不良セクタが発生しない領域に対してクローン作業を行い、こちらについては全領域の情報の取得に成功しました。その後、不良セクタが発生する可能性が高い領域に対してのクローン作業を行ったところ、99.995%程度の領域の取得に成功しました。作成したクローンディスクのデータ領域内にアクセスを行ってみたところ、フォルダやファイルの存在を確認することが出来たため、まずは一時確保を行って、ファイルのオープン確認を行うことにしました。保存されていたエクセルやワード、パワーポイント、PDFファイルをランダムに30ファイルずつピックアップしてオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に平めることが確認できました。

復旧作業結果：HD-PNF2.0U3-GBCからのデータ復旧に成功！

取得できたデータ量が1TB近くあったため、お客様に取得できたデータの確認を行っていただくための環境を準備し、お客様に取得できたデータの確認を行っていただきました。確認いただいた結果、復旧成功と判断いただくことはできたのですが、一部のファイルにて破損が発生していました。お客様側の判断では、作成時期の古いデータであったため、特に大きな問題はないとのことでした。確認いただいたファイル以外にもファイル破損が発生しているかのしれないという状態にご理解をいただけていたため、復旧作業成功とさせていただき、データのお渡しを行いました。

担当技術者より：HD-PNF2.0U3-GBCのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

ご依頼をいただく企業様によっては、その規模に関係なく外付けのハードディスクなどを含めた記録媒体に対して情報保護の観点からアクセス用のパスワードや暗号化を設定されている機器が増えてきました。不良セクタが発生している場合、データに対してどれくらいの悪影響を及ぼしているかというところの予測が非常に難しくなってしまいますが、データ復旧は可能です。HD-PNF2.0U3-GBCのトラブルはクイックマンへ是非ご相談ください。