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加古川データ復旧事例 – 通電するがデータにアクセスできないASUSTORからデータ復旧に成功！(加古川市 IT関連)

2024.07.05

メーカー：ASUSTOR製
型番：DRIVESTOR 2 Pro AS3302T 　容量：2TB×2
症状：データにアクセスできない
障害：RAID障害
期間：2日間

加古川データ復旧事例/お客様より：UPSの交換後、全くアクセスできない

加古川市の法人様からデータ復旧についてのお問い合わせを頂きました。お問い合わせ内容は、ご利用されているNASのデータ復旧についてでした。お話を伺うとASUSTOR製の２ベイNASをご利用中でUPSの交換を行ったところ、ASUSTORの電源を切り忘れたかUPSを取り換えた時に強制終了させてしまった様です。その後新しいUPSに切り替え起動させると、ASUSTORの通電は確認できるもデータ領域に全くアクセス出来ずとの事でした。導入した業者のサポートの人間にも来てもらったものの復旧出来ずで専門業者に対応してもらうしかないと言われお探しになられたそうです。何件か問い合わせするも、郵送を求められたり１カ月は必要と言われたりと、本当に即日対応しているところが無く当店にご連絡をくださったそうでした。

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加古川データ復旧事例/診断結果：電源喪失によるRAID崩壊と判断

当初出張でのご依頼でしたが、少しでも早く復旧をご希望であれば当店が専用機器の準備を行いそちらへ向かうよりお越し頂く方がすぐにご対応できる事をお伝えするとすぐにお越し頂く事になりました。お持込頂いたのはASUSSTOR製のNAS、DRIVESTOR 2 Pro AS3302Tでした。RAID1で構築されていたとの事です。早速内蔵HDDを取り出して専用機器で診断を行います。それぞれのHDDを診断しましたが初期診断では物理的な障害は確認できず、電源喪失時にRAID構成ファイルが破損したかでRAID崩壊を起こしRAIDアレイを構築出来なかったと判断しました。RAID障害の処置を行う事で復旧の可能性がある事をお伝えすると特急での復旧依頼を頂きました。

加古川データ復旧事例/復旧作業実施：専用機器上での仮想RAID再構築に成功

RAID1であればミラーリングしている為、全く同じデータが入っています。1台のHDDを専用機器に取付け仮想RAIDを構築し、RAIDアレイ内のデータ領域からデータを確保する方法で復旧をしていきます。HDD内をRAID解析し、無事RAIDを再構築する事が出来ました。RAID内からデータを確保しています。データ容量は1.5TB弱です。ファイル数も多くない為恐らく翌日にはこのまま進めば確保も完了できるとお客様に伝えると非常に喜んで頂きました（まだ完了はしていませんが）翌朝には確保が終わり、お客様へデータ確認頂く様ご来店をお願い致しました。