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明石データ復旧事例 – 他業者復旧不可対応の外付けHDDをデータ復旧成功！(明石市製造業)

2024.07.04

メーカー：I-O DATA製
型番：HDCZ-UTL4KC 　容量：4TB
症状：通電しない
障害：重度物理障害
期間：72時間以内

明石データ復旧事例：全く認識できず　業者に依頼したが復旧不可　何とか取り出したいデータがある

明石市内の事業者様よりデータ復旧のご相談を頂きました。お使いの外付けHDDが全く通電しなくなり以前からお願いしているパソコン業者がデータ復旧もやっている事を知っていたので依頼されたとの事。しかし1週間お預けするも対応できずに作業終了で返却されたとの事でした。制作中の図面や過去に制作した図面のマイナーチェンジが出てくる為、何とか復旧したいデータがあると仰られました。他社復旧不可でも対応してくれる近隣の専門業者を探して何社か連絡されたようですが、実際は郵送対応の業者ばかりだったそうです。当店ではお越し頂いたらすぐに診断が可能な設備が御座いますとご案内すると、明石よりお持込頂ける事になりました。

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明石データ復旧事例：HDDの基板損傷による重度物理障害と診断

お客様にお越し頂き早速障害機器を拝見させて頂きました。I-O DATA製の外付けHDD HDCZ-UTL4KCでした。外装から取外しデータ復旧機器にて診断を行いましたがドライブへの通電が確認できず基板の損傷による重度物理障害と診断致しました。お客様にお伝えし基板交換とチップの移植で復旧の可能性がある事をお伝えするとまだ復旧していないのにもかかわらず喜んでおられました。前述の業者が可能性が低いと聞かされていたとの事でした。ただ中HDCZ-UTL4KCの中に1週間後に納期が迫っているデータがあり、3日～4日で対応して欲しいとの事です。出来る限り早く対応させて頂く事と、進捗や状況の連絡を定期的に行う事、納期の迫ったデータが含まれたフォルダを先行納品させて頂く事でご理解を頂き、特急プランでの正式依頼を頂戴しました。

明石データ復旧事例：復旧作業実施　ドナーから基板を取得しHDCZ-UTL4KCのチップを移植

早速HDCZ-UTL4KC内蔵HDDの基板を調べ同じ基板が使われているドナーを探します。基板は同じ型番の製品でも発売時期などで違う基板を使っている事が多いのでドナー選択も丁寧に行わなけれ行けません。当店内のドナーに同基板を使ったHDDがあったのでまずは基板を取り外します。そしてその上で損傷した基板上からチップを取外しドナーに移植します。無事移植が終わり、改めで専用機器に接続を行ったところしっかりデータ領域にアクセスできる事を確認しました。一部不良セクタが発生している場所を確認できたのでクローン作製を行います。磁気ヘッドを専用機器で制御し、無事100%に近い精度でクローン取得も完了しました。データの容量は2TB程度であった事と、ファイル数がそれほど多くない為明日には復旧が完了しているであろうと判断し、お客様に明日データ確認の為ご来店頂く様ご案内致しました。

明石データ復旧事例：復旧作業の結果　3日で復旧出来た事に大変喜んで頂きました

納期が迫ったファイルをまずご確認頂きました。今回は設計用のデータがメインの為、お客様にPCを持ち込んで頂き、特殊なソフト下で復旧データがしっかり動作するかを見て頂きましたが全てが問題なかったので非常に喜んで頂けました。他のデータも要所要所確認頂き問題が無かった為、確保データをお渡しし案件完了となりました。