データ復旧事例

【TVで紹介】対応不可とデータ復旧を断られた外付けハードディスク（STHA8000800）からデータ復旧に成功！（岡山県笠岡市　デザイン業）

投稿日：2024.07.04 更新日：2024.07.04

メーカー：LaCie
型番：STHA8000800
お客様からの症状：データが徐々に消えていった
障害：物理障害
期間：3日程度

お客様より：MACで使用しているとだんだんデータが消えていき、

STHA8000800をデータ保存用に使用しています。先日一部のデータが読み込めていなかったため、一度USBを抜いて繋ぎなおしたのですが、さらに表示されるデータが減っていき、とうとうデータが表示されなくなったと思ったら文字化けしたファイルようなものだけが表示されるようになりました。近くにパソコン修理のお店があったため、持ち込んでみたのですが、Macで使用していると説明すると、Macの製品は対応できないと断られてしまいました。主にaiやpsdのデータを保存しています。データの復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：STHA8000800からのデータ復旧は可能と判断できる状態でした

専用機器にてSTHA8000800の初期診断を行ってみたところ、起動から認識、制御情報へのアクセスについては問題なく行うことが出来ました。引き続きデータ領域内へのアクセスを行ってみると、不良セクタと呼ばれる書き込まれている情報へのアクセスができなくなっている領域が見つかってきました。せんようききでのクローン作業を行い、作成したクローンディスクよりデータ復旧作業を行っていることが必須となるため、物理障害での対応を行うことにしました。

STHA8000800のデータ復旧作業にチャレンジです

データ復旧専用機器にてハードディスクのクローン作業を行ってみました。初めにハードディスクに対して軽めの負荷で情報の取得を行い、負荷調整を行いつつ読み出せる限りの情報の読み出しを行ってみたところ、全体領域の99.98%ほどの情報の取得に成功しました。作成したクローンディスク内のデータ領域へアクセスを行ってみると、文字化けしたファイルのようなデータのみが存在している状態であったため、解析作業を行って確認できた全データの一時取得を行いました。取得できたデータの中にjpgやpdf、エクセルやワードのデータがあったため、これらのファイルをランダムにピックアップしてファイルのオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業結果：STHA8000800からのデータ復旧に成功！

お客様に復旧作業完了の報告と取得できたデータのリストをお送りしました。お客様からはおそらくデータの復旧自体はできていると思うが、近々大阪へ行く予定があるため直接データを確認したいというご要望をいただいたため、aiとpsdのファイルを確認できる環境をご準備いただいて心斎橋本店にて取得できたデータの確認を行っていただきました。取得できたデータの中に復旧対象となるデータが見つかり、オープン確認を行っていただいても問題なく開くことが出来たため、復旧作業成功とさせていただきました。取得できたデータ量が5TB程度あったため、お客様とデータの納品についてお話を行ったところ、来店時に確認をいただいたデータについてはそのまま納品させていただき、それ以外のデータについては、別途納品用媒体へのコピーを行って郵送での納品を行うことで了解をいただき、データ復旧対応を完了とさせていただきました。

担当技術者より：岡山でSTHA8000800のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

クイックマンのデータ復旧サービスは、WindowsだけではなくMacやLinux、Unixなどの環境で使用されている機器からのデータ復旧対応も行っております。特にRAID機器やサーバー機に関してはWindowsのサーバー用OSよりもLinux系OSを使用されていることが多く、対応が出来て当たり前という認識です。Windows以外の機器障害であってもデータ復旧は可能です。お困りの際は、まずクイックマンにご相談ください。