クイックマンからのお知らせ

神戸三宮データ復旧事例 – RAID崩壊？HDD交換後、アクセスできないLANDISKから特急対応でデータ復旧に成功！(中央区商社)

2024.06.28

メーカー：I-O DATA製
型番：HDL4-X16-U　容量：4TB×4
症状：起動しない
障害：物理障害・RAID障害
期間：5日間

神戸三宮データ復旧事例：お客様より　HDD交換後、自動リビルドが終わらず

LANDISKに関する問い合わせでお電話頂きました。お使いになられているのはI-O DATA製のラックマウント型NAS　HDL4-X16-Uで4台の内3番のHDDの交換が必要だというアラートが表示されたようです。手順通りに作業を進めて交換を行い、その後は自動的に再構築を行ってくれるようでした。動きは遅いものの普段通りアクセスは出来たのですが突然アクセスが出来なくなりました。バックアップは2週前のバックアップしかない為、ここ2週間のデータ復旧をお願いしたい、との事です。どのHDDがどのSLOTに差し込まれていたかをメモして頂く様ご案内をし、取り外したもののも含めて当店までお越し頂ければすぐに無償診断可能である事をお伝えしました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

神戸三宮データ復旧事例：診断結果　リビルドの負荷と使用負荷で別のHDDにも損傷発生

お客様からHDL4-X16-U内蔵のHDDと取り外したのHDDをお預りしました。まずは内蔵HDDを1番から順にデータ復旧専用機器で診断を行いました。すると2番HDDに不良セクタが発生していた事が分かりました。また交換した3番HDDにはあまりデータが入っておらず、リビルド中に2番HDDに不良セクタが発生しRAID崩壊してしまったと判断しました。物理障害の処置とRAID障害の処置を行う事で復旧可能と診断を致しました。

神戸三宮データ復旧事例：復旧作業実施　クローン作製と仮想RAID再構築を行いデータ確保

お客様からのご要望で遅くとも1週間以内でのデータ復旧とご依頼頂きました。RAID上のファイル数やデータ容量によって変わってきますが復旧可能と判断し、特急対応で正式にご依頼を頂きました。

まずは2番HDDのクローン作製を行います。PCやNAS等の機器は不良セクタが発生したデータ領域を読む事が出来ず、その為今回の様なRAID崩壊やPCが起動できない等の障害の原因となります。その為不良セクタが発生していないHDDに2番HDDのデータをそっくりクローンする必要があります。

一般で販売されているクローン作製できる機器は不良セクタが発生しているエリアとその周辺のデータ領域を読み込まずにクローンする為、クローンの精度がかなり低くなります。当店で使用している機器は不良セクタ上のデータをHDDの磁気ヘッドを制御し読み取れないほどの深い傷以外を読み取る事が出来る機器になります。

調整を重ね何度もデータ領域を読み、無事99.99%以上の精度でクローンを作製する事が出来ました。1番4番HDDとクローンディスクを全て専用機器に接続し、今度は専用機器上で仮想RAIDの構築を行います。

無事仮想RAIDの構築に成功しましたので、RAID上からお客様のデータを確保します。ファイル数もデータ容量もかなり多いので確保の時間だけで2日掛かりましたが10TBのHDDにデータを確保できました。お客様に電話でデータ確認して頂くためにご来店をお願いしました。

神戸三宮データ復旧事例：作業結果　最重要なデータを中心に、確認頂いたファイル全てが問題ない事を確認

ご来店頂きデータ確認をお願い致しました。全てのファイルを開いて頂く事は不可能なので、重要なファイルから確認頂きました。2時間ほどご確認頂きましたがすべて問題なく開けたと言う事で、当店がお力になれた事をとても嬉しく思いました。確保したデータが入った10TBHDDをレンタル品としてお出しさせて頂き、案件周流となりました。