データ復旧事例
【TVで紹介】外部アクセスができなくなったアイ・オー・データ製ランディスク(HDL2-TA4)からのデータ復旧(大阪市東成区 サービス業)
メーカー:アイ・オー・データ製
型番:HDL2-TA4
お客様からの症状:外部からのアクセスができなくなった
障害:物理障害
期間:4日
お客様より:ランディスクコネクトでデータが見れなくなった
社外での業務が多いため、バックアップの意味合いも含めてランディスクコネクトを使用してデータの保存を行っていました。3日ほど前からHDL2-TA4へのアクセスができなくなり、念のために社内作業用のパソコンにリモートでつないでみたのですが、こちらは正常に使用できていました。会社へ戻ってから再起動を試してみても起動してくれなくなっています。主に写真のデータが重要で、ほかにはエクセルやPDFなどのデータもあります。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:物理障害の要因となるようなエラーが見つかり専用機器の使用が必須な状態です。
データ復旧専用機器にてHDL2-TA4で使用されているハードディスクの初期診断を実施してみると、1番のディスクからデータの読み書きができなくなっている不良セクタの発生を確認しました。専用機器を使用してのクローン作業を行ってからデータの整合性を確認する必要があるため、物理障害での対応を行うことにしました。
HDL2-TA4のデータ復旧作業にチャレンジです
2番のハードディスクは物理障害を発生させてはいませんでしたが、1番のクローン作業を行う際に念のためにこちらもクローン作業を行いました。すると、こちらからもごくわずかですが不良セクタの発生を確認しました。1番のハードディスクからは全体領域の99.9%程度の領域取得に成功しました。作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行、一部の書き込まれている情報の中に不整合が見つかりました。いったんそれぞれのクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行って、ファイルの最新日付を比較したところ、2番ディスク内にあるファイルの最新日付が直近よりも1年近いデータが最新情報として保存されていたため、1番のクローンディスクよりデータの取得を行うことにしました。取得できた写真のデータを50ファイルランダムに選択してファイルのオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることを確認できました。
復旧作業結果:HDL2-TA4からのデータ復旧に成功!
お客様へ作業完了の報告を行い、梅田大阪駅前店にて取得データの確認を行っていただきました。データの確認を行っていただいた結果、復旧作業成功と判断をいただける状態であったため、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より:HDL2-TA4のトラブルはデータ復旧クイックマンまで!
ミラーリング(RAID1)で構成されているNASのデータ復旧ではデータの整合性の確認が必要となるため、使用されているハードディスクすべてをお預かりしての作業となります。ミラーリングは、2台の内1台が障害を発生させても残りの1台で継続して使用できるようにする耐障害性を確保するための設定です。たまにミラーリングという理由で1台のハードディスクのみを持ち込まれてデータ復旧の依頼をいただく場合がありますが、今回のデータ復旧作業で発覚したように、正常に使用できていたとしても内部データの差異が発生している場合もあります。データ復旧作業を行う際にはできる限り最新のデータをお渡しできるよう作業を行っているため、RAIDが利用されている機器については使用されているすべてのハードディスクのお持ち込みをお願いしております。ご理解いただけますよう、お願いします。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
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