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姫路市データ復旧事例 – 突然アクセス出来なくなったQNAP製NAS TS-431Pからデータ復旧に成功(姫路市サービス業)

2024.06.05

メーカー：QNAP製
型番：TS-431P　容量：2TB×4
症状：アクセスできない
障害：物理障害+RAID崩壊
期間：7日

姫路市データ復旧事例：お客様より　ハードディスク交換を行い、自動再構成中にアクセス出来なくなった

姫路市のお客様よりデータ復旧のご相談を頂きました。ハードディスク交換のメッセージが出ていたので手順通り交換し、その後そのまま使っていたら突然アクセス出来なくなったとの事。業者に問い合わせて見に来てもらいましたが交換後に別のハードディスクも壊れてしまい復旧出来ない為、専門業者に対応してもらった方がいいと言う事でネットで検索して当店にご相談下さったようです。ご郵送頂いてもいいですがお持込頂ければその場ですぐ診断を行いますとお伝えすると、今から持ち込むと言う事でご来店頂く事になりました。

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姫路市データ復旧事例：物理障害が原因で起こったRAID崩壊

ご来店頂き診断申込書にご記載頂きながらお話を伺うと、日々利用するファイルはそれぞれのPCに保存している為業務が止まる事はないとの事でしたが、10日後に必要になるデータがある為何とか取り出してほしいとの事でした。TS-431Pの内蔵ハードディスクを取り出して診断を行います。各スロットに接続しているハードディスクを確認すると3番スロットのハードディスクに不良セクタが発生している事が分かりました。恐らくハードディスク交換後のリビルド中に負荷が掛かり、壊れたHDDと同じ様に経年劣化していた3番ハードディスクにも物理障害が発生したと判断しました。お客様に物理障害の処置とRAID障害の処置を行う事で復旧できる可能性があるとお伝えした所正式にご依頼頂きましたので早速作業に取り掛かります。

姫路市データ復旧事例：復旧作業実施　高精度のクローン作成と仮想RAID構築に成功

まずは3番ハードディスクのクローンを作製します。ハードディスク内の不良セクタと呼ばれる物理的な傷上のデータを専用機器で高精度でクローニングします。時には負荷をかけながら出来るだけ丁寧に処置を行ったところ、無事98％以上の高精度でクローン作製する事が出来ました。次に専用機器に交換したハードディスク以外を接続します。そして専用機器上で3台のハードディスクだけでRAIDを再構築すると無事RAID5で再構築する事が出来ました。RAID内の保存データを確認すると無事お客様のデータを確認する事が出来たのでお預かりした納品用HDDにデータを確保します。

姫路市データ復旧事例：復旧作業の結果　最重要データが問題なく開く事を確認

確保データが4TB程ありファイル数も多い為3日ほどお時間頂きましたがお預け頂いてから7日目の朝にはすべてのデータを確保する事が出来ました。お客様には事前に連絡をし、データ確認にお越し頂く様お願いをしていました。ご来店頂き確保データを確認頂くと、最重要データ全てが問題ないとの事で非常にお喜び頂けました。その他のファイルを確認頂いた所、一部に破損が大きい為開けないファイルがあったものの業務に差し障る事は無い為問題ないとの事でした。有難うとお声を掛けて頂きお力になる事が出来てよかったなとこちらも嬉しくなりました。最後に納品データをお渡しし作業終了となりました。