データ復旧事例

【TVで紹介】緊急出張対応移設中に落としてしまったランディスク(HDL2-AAX4WB)からの復旧成功（大阪市大正区　土木関連業）

投稿日：2024.05.30 更新日：2024.05.30

メーカー：アイ・オー・データ製
型番：HDL2-AAX4WB
お客様の状況：落としてしまった
障害：重度物理障害
期間：2日程度

お客様より～HDL2-AAX4WBへのデータアクセスができない！　カタカタという音が聞こえている～

CADデータを主に保存しているサーバーです。事務所内の設備の入れ替えでHDL2-AAX4WBの移設を行った際に台車から落としてしまいました。起動するかの確認を行ってみたのですが、電源を入れてほどなくしてカタカタというかカチカチという感じの音がして起動しなくなってしまいました。本日納品しなければならないCADデータがあるのですが、なんとかデータを取り出していただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～HDL2-AAX4WBKからのデータ復旧は可能～

訪問での現地診断にてそのまま作業が可能であれば現地でのデータ復旧作業を行うことを了解いただき、訪問をしての現地診断を行うことにしました。ハードディスクの初期診断を行ってみたところ、使用されているハードディスク２台ともからカチカチという異音の発生を確認しました。データの読み書きを行うヘッド部分の交換が必要な状態で一度お預かりし、専用環境での作業が必須であることをお伝えし、お客様より機器をお預かりして重度物理障害での対応を行うことにしました。

HDL2-AAX4WBの復旧作業にチャレンジです

重度物理障害を発生させているハードディスク２台のうち１台を開封しヘッド交換を行って、データ復旧専用機器にて状態の確認を行ってみたところ、クローン作業が行える状態であることを確認できたため、まずはクローン作業を行うことにしました。クローン作業の結果、データが保存されている全領域の情報取得に成功できたため、作成したクローンンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみることにしました。データ領域内にはフォルダやファイルの存在を確認できたため、取り急ぎ全データの確保を行いました。取得できたデータ内にある一部のCADファイルに対して30ファイルほど選択しオープン確認を行ってみると、選択したファイルはすべて正常火開けることが確認できました。作業完了の報告を行い、一時確保できたデータを現地にてお客様に確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果～HDL2-AAX4WBからの復旧率は99％以上～

取得できたデータを現地へ持ち込み、お客さまの環境にて取得できたデータのオープン確認を行っていただきました。いくつかのファイルをオープン確認していただいたところ、富士にデータが復旧できていると確認をいただけたため、復旧データとしてそのまま納品させていただきました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～大阪市でのHDL2-AAX4WBのトラブルはクイックマンにお任せください！～

CADデータやデータベースのデータについては、特殊データという扱いになるため、クイックマンでのファイルのオープン確認が行えないデータとさせていただいております。しかしながら、お客様にてデータ確認環境をご準備していただいたり、今回のような緊急対応の際は、取得データをお持ちしてデータ確認を行っていただけるようにしております。その際の注意点が、データ確認を行われるパソコンなどに取得できたデータのコピーを行われると、データの納品と同じ扱いになり、復旧作業成功として対応することとなり、実際は復旧不可であったとしても費用にお支払いが発生する場合があります。また、お客様準備の機器を使用されてデータ確認を行われる場合、弊社担当者の立ち合いが必須となります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。