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【名古屋のデータ復旧事例】パソコンが起動しない！必要なのは修理？データ復旧？（DELL デスクトップPC OPTIPLEX 9020）　

2024.05.28

メーカー：DELL
型番：デスクトップパソコン OPTIPLEX 9020　容量：1TB
症状：起動しない
障害：HDDの故障　物理障害
期間：7日

【お客様から】起動しなくなったパソコンの修理を希望。しかしデータが消えると言われた

事務所のデスクトップパソコンが仕事中にフリーズしました。やむを得ず強制終了し再起動しましたが、黒い画面に英語が表示されそれ以上進みません。何度か再起動を繰り返しましたがダメでした。購入した業者さんに見てもらったところ“パソコンが故障している”という事だったので修理を希望すると、“中に保存されているデータがなくなってしまう”と言われました。パソコンを修理すれば、当然のように元通りデータも見れるものだと思っていましたが、データが必要な場合は事前にデータの取り出しが必要の様です。業者さんにデータの取り出しはできないか聞いたところ、パソコンに入っているハードディスクが壊れていて、専門業者でないとデータの取り出しができないとクイックマンさんを紹介してもらいました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

パソコンの修理を行う前に、ハードディスクからデータを取り出すための診断を行います

パソコンに搭載されていたハードディスクをデータ復旧を行うための機器に接続し、ハードディスクの状態をチェックします。
ハードディスクの動作を確認する事ができましたが、データ領域の読み込みを試みると不良セクターが検出されました。セクターとはデータを記録する最小の部屋の様なもので、ハードディスクのプラッタ（ディスク部分）には、セクターが何十億とあります。このセクターが正常に読み取れない部分が不良セクターです。

ハードディスクは修理不可。専用の機材でデータ復旧を行います

故障したハードディスクは基本的に修理する事はできません。パソコンの修理を行う場合もハードディスクの故障の場合は、ハードディスクを交換するしか方法がありません。機械的に故障している場合は部品交換を行い、一時的に読み込める状態にできる場合もありますが、通常通り安心して使用できる状態には戻らないのです。そのため、データ復旧を行うための専用の機械でハードディスクの制御を行いながら、データの取り出しを行うしかありません。

無事にデータ復旧が完了、その後、パソコンの修理は必要？

無事にデータ復旧が完了したので、次はパソコンです。「修理を行う」か「破棄して買い替えるか」、これは元々のパソコンの使用年数やお客様の考え方にもよると思います。場合によっては修理するより新品を購入した方がコストがかからない事もあります。今回のお客様はパソコンの修理もご希望でした。ハードディスクの故障だったので、この機会にSSD換装をご提案させていただきました。

パソコンが故障した場合、「パソコンを修理したい」のか「データが必要なのか」を明確にしましょう。クイックマン名古屋本店でご相談をお受けしています！

「パソコンの修理」と「データ復旧」の違いを理解して、どちらを希望しているのか、修理とデータ復旧どちらも望んでいるのか、明確にして修理業者に伝える事は重要です。明確に伝わっていないと、最悪の場合“パソコンは起動したがデータがない”や“データを取り出しただけでパソコンは修理されなかった”など希望と違う結果になるリスクもあります。もちろん業者の側でお客様にご理解いただき何を望まれているかを伺わなければなりませんが、事前に知っているとやり取りもスムーズになると思いますので、ご参考になれば幸いです。
クイックマンではパソコン関連のトラブル相談をお受けしています。お困りの時はご相談ください。