データ復旧事例
【TVで紹介】誤って起動ディスクにしてしまったSSD(SUV400S37/240G)からのデータ復旧(高知県中村市 自営業)
メーカー:Kingston製
型番:SUV400S37/240G
お客様からの症状:起動できない
障害:物理障害
期間:4日
お客様より:起動ディスクの作成先を間違ってしまい、データが消えてしまった。
通常業務が終わってから、社員が使用しているパソコンをWindows11にするために、公式サイトからデータをダウンロードして起動ディスクを作ったところ、外付けで使用していたSSDがパソコンから消えてしまっていました。SSDを取り外すと、起動ディスクとして認識しているドライブの表示がなくなり、パソコンに繋ぐと起動ドライブが表示されています。取引先に提出するエクセルとPDFのデータを保存していたため、何とかデータの復旧をお願いしたいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:障害状態を見極めるためには、データ復旧専用機器での診断を行うことが必須です
SUV400S37/240Gに潜在的なトラブルがないかを確認するためにデータ復旧専用機器に接続して状態の確認を行ってみましたが、物理的案障害を発生させるような要因は見当たらなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。
SUV400S37/240Gのデータ復旧作業にチャレンジです
データ復旧専用機器にてSUV400S37/240Gのクローン作業を実施したところ、全領域問題なく取得することが出来ました。作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみると、起動ディスクで使用されている領域以外にデータが存在しているという情報を確認できたため、解析作業を行って確認でいた全データの取得を行うことにしました。
復旧作業結果:SUV400S37/240Gからのデータ復旧に成功!
解析作業によって取得できたデータはフォルダの名称がほとんど変わっており、確認できたデータの内、エクセルやPDFのデータを20ファイルずつピックアップしてファイルのオープン確認を行ってみましたが、エクセルで15ファイル、PDFで10ファイルが開ける状態で、それ以外のデータについては破損していました。お客様へ一通りの作業が完了したことをお伝えし、取得できたデータのリストをお送りしました。取得できたデータのリストから10ファイルピックアップしてファイルのオープン確認依頼をいただき確認してみましたが、指定いただいた10ファイルの内、7ファイルが正常に開くことができました。さらに別の10ファイルを再度ご指定いただきファイルのオープン確認依頼をいただきましたが、こちらにつきましては、10ファイル中9ファイルが正常に開くことが出来る状態でした。オープン確認の結果をもって、データ的には最悪の想定はクリアできているとのことでしたので、復旧作業成功と判断いただくことが出来、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より:SUV400S37/240Gのトラブルはデータ復旧クイックマンまで!
今回のようなトラブルを回避させるには、ツールの作成を行う前に、一度USBメモリなどのデータを保存するための外部記憶媒体はすべてパソコンから取り外してから作業に必要な媒体のみを接続していただく必要があります。誤ってデータが保存されている媒体での作成を行われると、必要なデータの上に全く別のデータが上書きされてしまうため、ご依頼をいただくお客様の記憶にあるようなフォルダ構成でデータを取り戻せる可能性が低くなってきます。今回のようなケースで復旧成功となった場合があれば、残念ながら復旧不可となった依頼もあります。一つ一つの作業手順に注意して作業を行っていただけると幸いです。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった高知県のお客様にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン高知受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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Tel:0120-775-200
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