データ復旧事例
【TVで紹介】異音がするデスクトップ用ハードディスク(ST2000DM008)からのデータ復旧(愛媛県今治市 製造業)
メーカー:Seagate製
型番:ST2000DM008
お客様からの症状:異音がする
障害:重度物理障害
期間:5日
お客様より:作業中にデータドライブにアクセスができなくなった。
画像などのデザインデータの編集を行っている最中に、どこからがカチッカチッという音が聞こえていたのですが、あまり気にせず作業を行っていました。一通りの作業が終わり、データを保存しようとした時に、普段使用しているデータ保存用のドライブが読み込めていないことがわかり、もしかして?と足元を確認すると、使用しているパソコンからカチカチ音がしていました。パソコンを管理している人にも確認してもらいましたが、パソコンとしては使用できるがハードディスクが壊れているとのことでした。管理している人がハードディスクの交換を行ってくれているため、とりあえず作業はできていますが、イラレなどで作成したデータの復旧をお願いしたいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:通電確認時から異音が発生しているため、重度物理障害の対応が必要です。
ST2000DM008をデータ復旧復旧専用機器にて初期診断を行いました。通電開始からほどなくしてカチカチという異音が発生し、専用機器上での起動や認識が確認できなかったため、データの読み書きを行うヘッド部分の交換が必要と判断し、重度物理障害での対応を行うことにしました。
ST2000DM008のデータ復旧作業にチャレンジです
ハードディスクの開封を行い、目視が可能な範囲内では作業が可能であることを確認し、ヘッド交換を実施してデータ復旧専用機器での再診断を行いました。起動や認識、制御情報へのアクセスはエラーが発生することなく行うことができたため、データ領域へのアクセスも確認したうえで、クローン作業を開始しました。クローン作業中に全体領域の50%ほどを取得できたところで、挙動が不安定になってきたため進捗を注視していましたが、情報の読み出しができなくなってしまったため、再度ヘッド交換を行って作業を再開しましたが、すぐにヘッド破損を発生させるため、クローン作業の設定調整を行って取得が出来ていない領域の情報取得を再開しました。最終的にデータが保存されている領域の98.5%の領域取得に成功しました。
復旧作業結果:ST2000DM008からのデータ復旧に成功!
作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみたところ、フォルダやファイルの存在が確認できたため、画像データやエクセルのファイルなど40ファイルほどピックアップしてオープン確認を行ってみたところ、選択したうちの1ファイルに破損が見つかりました。念のためにデータに一時確保を行い、確保データからデータリストと一部の画像データのサムネイルを作成し、お客様へ現状での確認を行っていただきました。お客様より、特定のフォルダ内のファイルに対してオープン確認の依頼をいただいたため、対象ファイルのオープン確認を行ってみましたが、選択いただいたファイルはすべて正常に開けることが確認できました。復旧作業成功とさせていただき、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より:ST2000DM008のトラブルはデータ復旧クイックマンまで!
最近のデスクトップは作業上の処理やプログラムのインストール先などはSSDで行い、データの保存はハードディスクで行えるように2ドライブ形式のパソコンが増えてきています。数年前に比べてSSDも安価になってきているのは間違いありませんが、2TB以上の容量になると、ハードディスクを利用いただく方が経済的です。しかしながら、SSDであってもハードディスクであっても、バックアップはトラブルに備える意味で非常に重要です。SSDやハードディスクは障害が起きると修理を行えず、部品交換のみの対応となるため、日ごろからのバックアップを行っていただくことを推奨します。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった愛媛方面にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン松山衣山受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/