データ復旧事例
【TVで紹介】データ移動中にアクセスができなくなったポータブルハードディスク(HDPX-UTC1K)からのデータ復旧(徳島県小松島市 法人様)
メーカー:アイ・オー・データ製
型番:HDPX-UTC1K
お客様からの症状:データ移動中にアクセスができなくなった
障害:物理障害
期間:3日
お客様より:データ移動中に認識不良を起こしてしまっていた。
現場写真の保存用で使用していました。会社のサーバーへハードディスクに保存していたデータを移動させていたのですが、時間がかかるようであったためそのまま放置して退社しました。次の日に出社して移動の状態を確認してみたのですがあまり進んでおらず、一度写真の移動を中止してHDPX-UTC1Kをパソコンから抜き差ししてみたのですが、アクセスができなくなっていました。バックアップなどがなく、サーバーにも必要なデータの一部しかないため、HDPX-UTC1Kに保存していた写真がどうしても必要です。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:不良セクタが多数発生しており、専用機器を使用してのデータ復旧作業が必要です。
データ復旧専用機器にて初期診断を行ったところ、起動から認識、制御情報へのアクセス自体にはこれといったエラーの発生はなかったのですが、データ領域内へのアクセスを行った時に、傷が入っているかと思われるような不良セクタの発生を確認したため、クローン作業が必須となる物理障害での対応を行うことにしました。
HDPX-UTC1Kのデータ復旧作業にチャレンジです
データ復旧専用機器にてクローン作業を行ってみたところ、全体領域の5%程度が不良セクタとなりました。専用機器上での情報の読み出し不可の調整を行い、不良セクタとなっている領域に対して再度クローン作業を行ってみたところ、最終的に全体領域の2%程度が不良セクタとなって残り、完全な読み出しを行うことが出来ませんでした。作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみたところ、フォルダやファイルなど、データの存在を確認することが出来たため、データの一時取得を行ってオープン確認を行ってみることにしました。
復旧作業結果:HDPX-UTC1Kからのデータ復旧に成功!
取得できたデータ内にある写真のファイルをランダムに50ファイルほどピックアップしてオープン確認を行ってみたのですが、そのうち2ファイルが破損しており正常に開くことが出来ませんでした。お客様へ作業完了の報告を行って、一時取得できたデータのオープン確認を行っていただきましたが、いくつかのファイルは破損しており開くことが出来ませんでした。しかしながらお客様からは、これだけのデータが復旧できているなら業務上の問題はないでしょうとのことで、復旧作業成功と判断をいただくことが出来たため、復旧データとしてお渡ししました。
復旧成功率としては、90%~95%程度と判断しています。
担当技術者より:HDPX-UTC1Kのトラブルはデータ復旧クイックマンまで!
不良セクタとなってしまった領域に対しては、専用機器を使用してハードディスクを直接制御して負荷調整を行ってあげることで、通常の状態では読み出しが出来なかった領域の情報の読み出しができる場合があります。そうすることで、ハードディスクの状態が良い場合は、不良セクタの発生があったとしてもすべての領域を読み出せる場合もあります。できる限り保存されている情報を読み出してあげることで、もちろんですが最終的なデータ復旧の成功率を上げることが可能となります。クイックマンでは、データ復旧の専用機器であるPC3000を使用して大切なデータをできる限り復旧させれるよう対応を行っております。ハードディスクのトラブルはクイックマンへご相談をいただきますよう、お願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった徳島方面にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン徳島石井受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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