データ復旧事例

【TVで紹介】神戸三宮ラボ事例：【TVで紹介】神戸三宮ラボ事例：突然ブザーが鳴りアクセスできなくなったLANDISK(ランディスク)からデータ復旧に成功(神戸市中央区　洋菓子製造販売)

投稿日：2024.03.12 更新日：2024.03.12

メーカー：I-O DATA社製
型番：HDL-XR8.0　容量:2TB×4
症状：アクセスできない
障害：物理障害・RAID崩壊
期間：4日

お客様より:ケーキのデザイン画やお客様からのオーダーなどをLANDISKから復旧してほしい

新しいケーキのデザイン画やお客様からの依頼をイメージしたラフ、レシピなどを保存先としてLANDISKを利用しています。昨日、いつもの様に画像をLANDISKに保存しPCからLANDISKのデータを開きフォトショップで作業中、急にブザー音が鳴りアクセスが出来なくなりました。MagicFinderで確認するとアクセスできず、ランプは1番が赤点滅でした。サポートサイトなどを見るとRAID崩壊の可能性があり復旧業者にお任せした方がいいとの事でした。来週金曜日までに必要なデータになるので何とか取り出して下さい。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果:1番HDD内に不良セクタの発生を確認

突然アクセスできなくなったLANDISKをお持ち込み頂きました。LANDISK中にブザー音がした後アクセスできなくなったとお伺い致しました。まずはLEDが赤く点滅している1番スロットのHDDをデータ復旧専用機器に接続して診断を行います。診断結果としては不良セクタが発生している事が分かりました。また恐らくHDDに物理障害が発生したタイミングでRAID情報が失われ、RAID崩壊を引き起こしたと判断致しました。まずは1番HDDの物理障害を取り除いたクローン作製をし、その上で他のHDDとソフトウェア上でRAIDを構成し中に入っているデータを取り出す方法です。上記をお客様にご案内した所、正式に復旧ご依頼を頂きました。早速復旧作業に着手します。

復旧作業にチャレンジです

早速、1番HDDを専用機器に接続し、クローンディスクを作成します。クローン作製する理由としてはいくつかあるのですが、不良セクタと言う障害が発生したデータ領域部分を除いたディスクを作製する事が出来るためです。もう一つはデータ領域に障害が発生しているディスク上で復旧作業を行うと、障害が進んでしまい結果データ復旧できなくなることが考えられます。クイックマンでは不良セクタをHDD内に確認した場合はこのような対応を行っております。クローン作製の作業は出来るだけ精度の高いクローンを作製させる為に、HDD内の磁気ヘッドに負荷をかけたり、調整を行ったりします。今回も同様に進めていき、最終的には99.9%以上のデータ復旧する事が出来ました。次に1番HDDのクローンディスクを改めて専用機器に接続します、その後LANDISK内蔵の2番・3番・4番を順番に専用機器に接続します。専用機器でRAID解析を行い、ソフトウェア上でRAIDを構成する事が出来ました。保存領域のデータを別のHDDに確保します。また来週金曜日に必要とお話が合ったデータフォルダについては先行納品させて頂くために別の媒体に保存しました。

復旧作業の結果:

復旧とデータ確保できた事をお客様にお伝えし、データ確認の為ご来店頂く事になりました。まずはお急ぎのデータフォルダの確認を行って頂きます。1ファイルについては損傷が大きく開く事が出来ませんでしたがそれ以外の30ファイル程度はは問題ないと笑顔で仰って頂きました。お喜びになられているお顔を見るとこちらも安心致しました。引き続き残りのデータの確保作業を進めて参ります。残りファイルはデータ量こそ多い者のファイル数自体はそこまで多くない為翌日朝には確保完了する事が出来ました。残りのデータもご担当者様に確認頂き問題ないと言って頂き作業終了となりました。

担当技術者より:

クイックマンではお客様からのご要望やご指示にも出来るだけ対応する事が可能です。今回のような一部先に納品する事や納品用媒体の販売、データ確認にお越しに来られない方にはリモートツールを使ってのご提案等も承っております。こちらでできる範囲にはなりますが、出来るだけお応えするように心がけておりますので、何かご要望が御座いましたら遠慮なく御相談ください。