データ復旧事例

【TVで紹介】データ復旧成功！ QNAP製NAS実績！仮想環境RAIDを使用していたQNAP製NAS TS-431P3-4Gからの復旧成功（高松市法人様）

投稿日：2024.02.29 更新日：2024.02.29

メーカー：QNAP
型番：TS-431P3-4G
お客様の状況：突然データにアクセスができなくなった
障害：論理障害
期間：24時間

お客様より～QNAP製NAS TS-431P3-4Gにアクセスできなくなり業務ができない！～

サーバー機として使用していたもので、今日のお昼過ぎくらいに突然データがアクセスできなくなってしまいました。従業員それぞれが作業で開いていたファイルについては、とりあえず個人のパソコンへ保存させるようにしましたが、それ以外のすべてのデータが必要です。また、通期の決算も控えているため、経理で使用しているデータも早急に必要です。エクセル、ワード、PDF、写真などのデータがほとんどだったと思います。今すぐにでも必要なデータがありその場で受け取れるならすぐにでもデータが欲しいので、明日の朝一番で香川から持ち込みたいと思います。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～QNAP製NAS TS-431P3-4Gからのデータ復旧は可能～

お持ち込みいただいたTS-431P3-4Gにて使用されているハードディスク4台に対して初期診断を実施したところ、物理障害となるような致命的な障害は見当たりませんでしたが、RAIDについては仮想環境でのRAID5が構築されていることが確認できました。論理障害での対応が可能であることをお伝えし、データ復旧作業を行うことにしました。

QNAP製NAS TS-431P3-4Gの復旧作業にチャレンジです

念のために4台のハードディスクに対してデータ復旧専用機器にてクローン作業を行ってみたところ、不良セクタなどの発生については1台も確認されず、全体領域に対してすべての情報取得を行うことが出来ました。作成したクローンディスクにて正常に稼働しているハードディスクとでRAIDの再構築を行ってみたところ、データの存在を確認することができました。保存されていたデータ総量が700GBほどであったため、まずは確認できた全データの一時取得を行ってからファイルのオープン確認を行うことにしました。一時取得できたデータの中にある最優先とあらかじめ伺っていたフォルダ内にあるエクセルとPDFファイルのオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開くことが出来たことを確認しました。

復旧作業の結果～QNAP製NAS TS-431P3-4Gからの復旧率は99％以上～

あらかじめ近所にて作業完了まで待機されているとのことでしたので、お客様に作業完了の報告を行い、来店いただいて一時取得できたファイルのオープン確認を行っていただきました。その結果、選択いただいたファイルすべて正常に開けることを確認いただけたため復旧作業成功とさせていただき、復旧データとしてお渡ししました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～大阪でQNAP製NASのトラブルはクイックマンにお任せください！～

ディスク容量の管理が容易であるとのことでここ数年で一気に広がりを見せているLVMやシンプロビジョニングをいった環境ですが、一度障害が発生すると、現在よく知られているRAIDとは異なる環境なるため、高度なデータ復旧技術が必要となります。意外なことかもしれませんが、機器管理や設定を担当された社内エンジニアの方でも気づかない間に実はLVMでRAID環境を構築してしまっていたということをよく伺います。クイックマンでは、LVMなどを利用して構築された仮想RAID環境からのデータ復旧実績についても豊富にございます。また、ご要望に応じてデータ復旧機器を持ち込んでの出張データ復旧対応も可能です。しかしながら、出張データ復旧におきまして、障害機器に重度物理障害が見つかった場合、一定の整った作業環境にてデータ復旧を行う必要があるため、障害機器を一度お預かりする場合もございます。まずはフリーダイヤルよりご相談いただく中で、お客様にとっての最適なデータ復旧対応についてのご相談をいただくことをお勧めいたします。